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食事用エプロンの自然な使い方
日時: 2007/03/16 00:38
名前: 吉村作事
現在、私の施設にはエプロンを使用されている方が、数名おられます。施設内では普通の光景になっていますが、外食の時などエプロンを使用すると周りからの視線を感じます。
私の考えとして世間一般的にエプロンを着用している方は不自然に見えているのではないでしょうか。
エプロンが必ず必要な方に対してはどのような方法をとれば自然に見えるでしょうか?(エプロンの模様、色)
こんなことを思っているのは私だけでしょうか?
私個人としてはエプロンの模様、色を改善することによって不自然さが軽減できるのではないかと思っています。
たいへん良い議論だと思います〜皆さんの意見をお願いします ( No.1 )
日時: 2007/03/16 07:36
名前: masa
>こんなことを思っているのは私だけでしょうか
こういう感覚が実は介護サービスの質向上にはもっとも必要な感覚なのです。
専門馬鹿にならずに一般市民の視点から見た場合、施設の食堂でたくさんの方々が、派手な色とりどりのエプロンをつけて食事している風景というのは違和感を感じるかもしれない、という視点とその検証は常に必要だと思います。
確かに現在では家庭の中でも、介護用の食事エプロンを使っている高齢者は増えていますが、間違いなくそれは介護施設や医療機関から広がったものです。
食べこぼし対策としてエプロンを使うことは良いことなのか。
使うとすればどうしたらもう少し自然に見え、利用者のプライドを損ねることがない状態を作れるのか、・・このあたりの検証は正直、今の現場では不十分です。
皆さんに意見をお聞かせ願いたいですね。
私も感じました ( No.2 )
日時: 2007/03/16 09:51
名前: mittu
福祉のことが何もわからない時は食事エプロンを付けている光景を異様に感じました。今でもたまに「あれっ?」って思うときがあります。
以前、名古屋に出張したとき、有名な味噌煮込みうどんの店に行きました。
その時、味噌が服につかないようにエプロンがでてきたのですが、生地は麻みたいな感じで色は紺の良い感じのエプロンでした。
施設で使うエプロンは花柄が多いので使うのは抵抗を感じますが、これなら良いなぁと思い、上司に相談しましたがやはりコスト面ばかり言ってくる始末でダメでした。
私が施設運営するならぜひこういうエプロンにしようと思います。(できるだけエプロンを使用しないように工夫するほうが良いですが・・・)
食事に関するアセスメント項目 ( No.3 )
日時: 2007/03/16 09:53
名前: 兼任CM
私が使用しているPCソフトでは食事に関するアセスメント項目の一つに「食事の際にエプロンを使用しているか」を問う項目があります。
しかしその答えに対して「あり」を選択する人がいません。つまり在宅でエプロンを使用している人はかなり少ないということです。
なぜか?
たとえ食べこぼしをして衣類やシーツ類を汚したとしても当たり前に洗濯をするだけです。それを負担だとも思っていないし汚してはいけないとも思っていないわけです。汚れれば換えて洗う。それを負担だとも思っていない。
この感覚と「食べこぼし対策としてのエプロン」との関連になると思います。
でも私自身特養を離れ居宅介護支援事業所のケアマネとして多くの在宅にいる利用者さんを見てきて気がついたことです。施設にいるときには感じなかった感覚です。
こんな方法でトライした ( No.4 )
日時: 2007/03/16 14:00
名前: 水平線
エプロンなしでのお客様のお世話・・・胸元が汚れっぱなしなのも通常の感覚ではありえないし、汚れるたびにお着替えいただくには手が足りないのが実情なのでは。
何人もの方の着替えに手をとられていて介助や見守り人員が不足するのは、かえってまずい。
だからお客様の実情にあわせてエプロンをお着けいただく場合はあっても良いと思う。
ただし「大人としての沽券」にかかわるものでなければ、の話だ。
だいたいウチの親(まだ職業人)でさえ、食べるのが下手で、自分から「俺が着けられるような(着けて恥ずかしくないような)エプロンはないのか」という。
そういうエプロンなら別に着けたっていいと思っているらしい。
しかし実際そんなエプロンはあまりない。
―――色・柄―――
吉村作事さんの、
>私個人としてはエプロンの模様、色を改善することによって不自然さが軽減できるのではないかと思っています。
同感です。そう感じている人は多いと思う。
あのエプロン、大人が着用するにはあまりにも・・・という柄や色が多い。
だれが好き好んで食事時に花柄が目立つ可愛らしいエプロンを着用すると思うのか。(と、メーカーさんに伺いたい)
確かに無地だと染み付いてしまった汚れが目立つ。
しかしせめてもう少しオトナな柄・オトナな色がないのか。
―――使用枚数―――
その施設の感覚にもよるだろうが、食事のたびに着ける所では1人1日4〜5枚使う。(3食と午前午後の軽食時)
さっと汚れを拭いて使いまわすのは不衛生だ。(と看護から指摘)
洗濯物の回転サイクルからいくと、一人あたり10枚くらい欲しいという現場の声だ。
10枚×必要人数となると・・・あぁ結構な枚数だ。
―――コスト―――
mittuさんの言われるとおりで、大量購入するには高い。
どうしても1枚で1,000円は超えるし、使い易いものを選択すると2,000円近かったりする。2年もすればボロボロになる。そんなに予算組めないというのもわかる。
―――負担はどこが―――
施設によっては、施設負担で一括大量購入している所や、利用する人が何人か決まっているので、ご本人用として利用者負担で購入している所もある。
近くの高校の福祉クラブや短大福祉課程からの手作りエプロンの寄付に頼っている所もある。それはそれでうらやましいが。
施設購入の場合は、コストが非常に問題視されるだろう。
せっかくなら、コストはもっとお客様が楽しめることにかけたい。
―――取り組んでみたこと―――
施設負担で購入している所で、以前こんな解決法を図ったことがある。
以下の3点を主眼にしたものだ。
・エプロン自体の使用はやむを得ない。
・コストは下げたい。
・着けるのが恥ずかくないものにする。
→安くてデザインの良いエプロンが欲しい。
でも市場には無い。
では作ってみたらどうなのか。
ということで取り組んだ。
なんと、1枚あたり材料費480円で完成した。(人件費含まず)
人気も少々あったと思う。
現場では食事前のエプロン選びという妙な(?)楽しみができた。
どこでも出来る方法ではないかもしれないが、介護という女性の多い職場では、これが結構できたのだ。
子供服を手作りしたことのある職員がいればすごく頼りになる。
併設の訪問介護なんかがあれば器用な職員はすでに揃っている。
ご要望があれば材料の入手〜作り方〜人手の調達など報告します。
食べこぼし ( No.5 )
日時: 2007/03/16 14:14
名前: Mr.M
施設内においては、姿勢や椅子・テーブル・スプーンや箸・食器類といろんな工夫をすることで、食べこぼしに対しては支援が出来ますが、外出先では難しいですね。
当方が多数で外食する際は、食事用エプロンも持参しますが、なるべく使わないようには気掛けています。行き先毎の雰囲気にあわせられる用具ってのも必要でしょうし、いろんな工夫が必要ですね。
聞いてみました ( No.6 )
日時: 2007/03/16 14:37
名前: せ
そういえば、うちの法人でやっているGH(私は別の場所にある訪問の管理者です)でも食事のときエプロンしている人がいるけど、結構かっこいいというか趣味の良いものをしていた気がするな〜と思い、GHのホーム長に聞いてみました。
ホーム内のレク活動で手芸クラブをやっていて(2ユニットのGHですが7人くらいの人が在籍)その活動のなかで、近くの手芸店で購入した端切れやバンダナを使ったりして作ったものをみんなで使っているそうです。(ランチョンマットも刺繍したりしているそうです)
施設系のサービスですと入居者の人数(GHにくらべ多いので必要な枚数も多い)の差もあり、同じようにできるかはわかりませんが、参考まで。
ナプキンの使用はどうでしょう ( No.7 )
日時: 2007/03/16 16:01
名前: タヌキ御殿
洋食のコース料理等では必ずテーブル上にナプキンがセットされています。
高級レストランで食事をする時にはみなさん正装で来るのでナプキンは必需品になっています。
飾りナプキンの作り方を習って、テーブルにセットすればレストラン的な雰囲気も出来ますしね。
四角い布の角を襟元に差し込む形は最近の日本のスタイルですが、欧米では少し大きめの布を首の後ろで結ぶ形もあります。
これからは団塊の世代の利用が増えてきます。
こうした人たちは日常的に高級レストランを経験しているでしょうから、導入もスムーズでしょうし、見た目にも違和感はありません。
(高級レストランに縁のないワーカーとしては違和感があるかもしれませんが(笑))。
どうしても大量に食べこぼしをしてしまう場合は、ナプキンの下にタオルを敷くという方法もありますが、これは口腔ケアの時にもあるように食事姿勢を確認することも大切でしょうね。
実は私・・・ ( No.8 )
日時: 2007/03/16 16:04
名前: Boo
外出先で食事をするときに、
カレーやスパゲティをできるだけ食べないように配偶者に言われています。衣服を汚すからなんですよね(笑)
エプロン使用の是非の話をする前に、皆さんがおっしゃられてる「大人としての生活」という点から考えると、エプロンは違和感があるのは当たり前ですね。私も服は汚しますが、エプロンはつけません。
高齢者福祉施設は、必要とされない方にも、施設の習慣(悪習だと思っていますが)で、安易にエプロンをつけてしまうところが結構あります。入居者の方も、それが施設で生活するルールのような感覚で従っている現状があります。そうすることが施設の常識だと・・・
ですから、施設には必要な人と必要としない人がいるということではないでしょうか。
その上で、必要な人たちがどの程度いるのか。私たちが勝手に決めてしまうのではなく、まず入居者の方に確かめてみることが大切ではないでしょうか。
人手が足りなくて、そこに人がとられるぐらいならエプロンしちゃえっていうのも、どうでしょうか。私は賛成しかねます。
つけなければならないエプロンであれば、それはデザイン的に大人として耐えられるものでなければダメだと思います。
エプロンの件 ( No.9 )
日時: 2007/03/16 16:41
名前: プラザ
大人がつけても違和感がないものとして、福祉用具総合カタログ「ALL LIFE」にうきうきエプロン・ブラウスタイプ・シャツタイプという物があります。
ブラウスやシャツのようなデザイン。
ブラウスタイプは・・・(デザインが)だと思いますが、シャツタイプはそこそこ良いものだと思います。下の方が袋になっていて、機能的にも優れています。
但し、値段が定価6,090円と法外な感じなので、それをまねて、作ってみました。ミシンがあれば簡単に作れます。
ご家族の方に相談して必要なくなったシャツやブラウスをお持ちいただいて。以前にご本人が着用されていた衣類が大半なので全く違和感はありませんし、費用も0円です(糸代などを考えなければ)。
防水性に関してはちょっと問題がありますが、防水スプレーを振りかければ、そこそこ持ちます。
今、防水性をクリアーできる様に2号試作品を検討中です。
参考になれば幸いです。
実情として ( No.10 )
日時: 2007/03/16 16:48
名前: 水平線
Booさんの、
>人手が足りなくて、そこに人がとられるぐらいならエプロンしちゃえっていうのも、どうでしょうか。私は賛成しかねます。
そのとおりだと思います。
エプロンを着けねばならない場合(その方の今の状態・食べ物の種類・テーブル等の選定などなど)を洗い出していくことは、担当者の会議上で、そして職員一人一人のセンスとして、必要と思います。
ただ、人的資源をどこに重点的に投入するかという判断・ライン付けは必要だと思います。
どの介護にどれだけウェイトを配分するかだと思います。
お客様全員の食事に職員がそれぞれ1人ずつつくことが出来れば、エプロンなんて必要ないのかもしれない。
――――――――――――
しかし実際
Booさんの、
>つけなければならないエプロンであれば、それはデザイン的に大人として耐えられるものでなければダメだと思います。
なかなか見つけられませんね。
買える範囲で自分が着けても良いと思えるような製品が。
プラザさんの、
>福祉用具総合カタログ「ALL
LIFE」
チェックしに行きます。
皆様ありがとうございます。 ( No.11 )
日時: 2007/03/16 17:42
名前: 吉村作事
Booさんの
>まず入居者の方に確かめてみることが大切ではないでしょうか。
一番重要なことですよね。
ここからスタートしないといけませんね。
水平線さん
>ご要望があれば材料の入手〜作り方〜人手の調達など報告します。
是非、教えてください。よろしくお願いします。
エプロンを着用しないといけない基準がどうしてもあやふやです。
そのため、安易な考えで着用させている方が多いと思います。
どのような基準を設けたらいいでしょうか?
(例えば、障害、麻痺の程度や認知の度合いなど)
皆様の考えを教えてください。
ちなみに・・・ ( No.12 )
日時: 2007/03/16 18:01
名前: Boo
うちの施設の場合は、タヌキ御殿さんのところと同じく、
レストランで使う業務用のナプキンを使っていますよ。
ナイロン製ではなく、布製のものです。
めちゃめちゃ高いものでもありませんし、使用率も35%程度です。
洗うのとアイロン、たたむのはレクの時間に入居者と一緒に行っています。
>人的資源をどこに重点的に投入するかという判断・ライン付けは必要だと思います。
本当にエプロンを必要とする方たちは、介助を要する人と比例するのではないでしょうか。全員に対して食事介助が必要であれば別ですが、一人ずつスタッフが付かなければエプロンがなくならないという発想は出てこないように思います。逆に介助がついていたとしても、エプロンが必要な人もいますよ。
施設の都合に合わせて入居者の生活が左右される、それを仕方がないと言ってしまっては・・・ケアの進歩はないと思います。
入居者は大人だとこの掲示板の皆さんは言ってます。それが間違いではないとしたら、エプロンが社会通念上おかしなものであるとしたら、それを改善するいろんな取り組みを工夫して行うことが大切だと思います。
施設の都合に合わせて入居者の生活が左右される ( No.13 )
日時: 2007/03/17 09:02
名前: 水平線
なにか誤解されているような気がします・・・。
遺憾です。
Booさん、
>本当にエプロンを必要とする方たちは、介助を要する人と比例するのではないでしょうか。全員に対して食事介助が必要であれば別ですが、一人ずつスタッフが付かなければエプロンがなくならないという発想は出てこないように思います。逆に介助がついていたとしても、エプロンが必要な人もいますよ。
>施設の都合に合わせて入居者の生活が左右される、それを仕方がないと言ってしまっては・・・ケアの進歩はないと思います。
というレスですが・・・、
恐れ入りますが、今一度私のレスをお読みいただきたいです。
読んでいただければ判ると思うのですが、
私は、エプロンを肯定しているのではありません。
使わざるを得ない場合の工夫を取り上げているのであって、全員にエプロンを、といったことを言っているのではありません。
>お客様の実情にあわせてエプロンをお着けいただく場合はあっても良いと思う。
と、いっているのです。
「あっても良い」のと、「することが良い」のとは意味が全く違うでしょう。
Booさんの施設でもナプキンをお使いになっているように、使わざるを得ない場合というのは有り得ると思います。
それは、
人的資源が有限である事も、一因ですし、
むろん
>逆に介助がついていたとしても、エプロンが必要な人もいますよ。
それも当然です。
無尽蔵に人的資源を「そこだけ」に投入することはできない。
その例えとして、
「お客様全員の食事に職員がそれぞれ1人ずつつくことが出来れば、エプロンなんて必要ないの“かも”しれない。」
といっているのです。
それを曲解して
「一人ずつスタッフが付かなければエプロンがなくならないという発想」と、とらないでください。
逆手に取らないでいただきたいです。
文章の中の一部分のみを(段落の“否定形”とか“肯定文”とか”疑問符”とかの大意を無視して)取り出して解釈を加えられては、お話が出来ません。
お判りいただきにくい文だったという反省をしています。
しかし
>「施設の都合に合わせて入居者の生活が左右される、それを仕方がない」といって
あたかも私がそう判断して諦めているような解釈ですが、そこも違います。
無尽蔵にコストも人的資源も投入できないからこそ、工夫しているのでしょう。
だからこそ、その不自由さの中で工夫をし、その前提の上に立って、努力をしているのです。
こういう状況だからどうしたらいいのか、そこから先の、話をしているのですよ。
Booさん、お願いします。
今一度お読みになってお判りいただけませんか。
お客様へのケア「のみ」が至上命題ではなく、お客様へのケアが「第1命題」です。
そのためには、施設の継続性・安定性が確保される状況が必須です。
出来る範囲で職員を厚くし、採算が取れるように工夫し、お客様にも職員にも社会にも誠意ある運営をする、その姿勢が無ければならないのではないでしょうか。
そのための工夫を、その上での努力を・方法を論じているのです。
材料の入手〜作り方〜人手の調達 ( No.14 )
日時: 2007/03/17 09:10
名前: 水平線
リクエストにお応えして。
材料の入手〜作り方〜人手の調達です。
1.材料の入手
選定
綿素材で洗濯後も防水性のあるものが見つけられず、防水スプレーを何度もかけるのも環境にもコスト的にも望ましくないということで、防水布:ナイロン生地を探した。
店
あのナイロン素材自体は、「傘布」とか、ウィンタースポーツウェア用ナイロンとして売っている店がある。
いろいろなものを安く手に入れるには、布屋ではなく、「端布屋(はぎれや)」を探すとベター。
幸い近隣の市町村に傘布を扱っている端布屋があった。
(タウンページで「はぎれ」で検索した)
電話で問い合わせること5〜6件、
「たくさん取り扱っている」という店に行ってみると、積み上げたナイロン布の山があった。
シャネ○の傘の端布やナ○キのスノボウェアの端布があり、シックなものやかっこいいもの・大人らしい色のものが沢山あった。
特にスポーツウエアの布は薄すぎず、通気性があるのに防水性の機能も高く、重宝した。
表が綿で裏だけ通気性のある防水加工というスグレ物もあると初めて知った。
安手でガサガサした「ナイロン」のイメージは払拭できる。
全部一律の柄でなく、柄やデザインを「選ぶ」楽しみも提供できる。
ネット上で探すなら「防水 布」などをキーワードにするとヒットした。
あとはマジックテープとバイアステープ、ミシンがあればOKだ。
・バイアステープは、バイアステープメーカーでつくれば、手はかかるが安く出来る。
「ふちどり」用に4つ折りに折ってアイロンをかけておけば上からミシンがけ1回で大丈夫。もちろん購入する手もある。
・マジックテープは、ボタンとボタンホールでも代替可能。
(↑具体的なところは熟練ママ職員に聞いてください。)
2.作る
作業
・作りたい形のエプロンを、新聞紙をつなげた紙に広げて型をとり、その形に切り取る。
・切った新聞紙の型紙を布の上において、周りをはさみでカットする。
(この時、下部をポケットのようにして使う場合は、下部をおりかえしてカットする。)
↑その場合は、下端だけ先にバイアステープを待ち針で仮止めして縫う。
↑さらにそのままではポケットが幅広すぎるので何本か「仕切り」としてミシンをかける。
・首の後ろ部分両端にマジックテープを待ち針で止める。
・マジックテープ部分を縫いつけたら、首周りと、全体の周りをぐるっとバイアステープで布をはさんで囲って、ざっと待ち針でとめる。
・ミシンでバイアステープの上をぐるっと縫う。
・ボタンとボタンホール仕上げならこのタイミングでボタンをつけ、ホールを縫う。
わりと単純にできる。
縫い物をしたことがなくて上記の説明がわかりにくい方も、“熟練ママ職員”に聞いていただければ大丈夫。
縫い物ができる方なら割と簡単な作りだと思ってくれると思う。
何度も洗濯してもバイアステープが取れないための縫い方の工夫とか、ミシン糸が一部切れてしまった時でも全部がほつれてこない工夫とかも、お願いしなくても試行錯誤してくれた。
人手の調達
・布を切るのは、それほど器用でない人でも大丈夫。ぐるっと縁取りするので目立たない。
・待ち針でとめるのは、ちょっと器用な方にお願いする。
・縫うのは少々器用な方をお願いする。
(併設の訪問介護ステーションの職員が受けてくれた。さすが、家事はプロ級という人が多い)
どこでも出来る方法ではないかもしれないけれど、運転職員が布を切ってくれたりと、職場内の協同作業が他の効果も生み出したと思う。
いっしょに作れば楽しいかも ( No.15 )
日時: 2007/03/17 10:22
名前: タヌキ御殿
「介護用」と名が付くだけで売価が上がるのは、一般商品のマーケットに比べてはるかに規模が小さいからだとわかっていても、悩みますね。
最近ではユニバーサルデザインで、障害者、高齢者にとって便利なものは一般の人たちにとっても便利であるという発想が浸透してきたので、介護用でなくても使えるものが増えてきてはいますけどね。
水平線さんのご提案のようにみんなで作るというのは楽しそうでいいですね。
そこに利用者や入居者にも加わってもらえれば、より楽しいものになりそうですし、自分が関わって作ったものには愛着がわきますよね。
以前、うちではフリーマーケットに出そうということでデイのみなさんと簡単なぬいぐるみを作ったことがあるのですが、昔オーダーの紳士服店をしていたという男性が型紙から布をきれいに裁断してくれて、さすがですね、とみんなで感嘆したことがあります。
普段は、レクや体操などにも積極的には参加せず、泰然自若として他の利用者を眺めていることの多かった方でしたが、この時、他の利用者からも賞賛を受けてとてもうれしそうな表情をされていました。
それ以降、他の利用者がされているテーブルゲームへの参加も増えてきました。
いろんな効果が期待できそうです。
うちのデイでのエプロンは ( No.16 )
日時: 2007/03/17 15:21
名前: kaoru
介護用で、ペイズリー柄のシックなものがありましたので、それをつかっています。柄はシックでも形はNGです。
100円均一でめがねようクリップを買って、ナプキンクリップにして使っています。タオルでもナプキン、バンダナでも何でもこいです。一番手軽で見た目もグーでは?
2つの視点で私は見ていました。 ( No.17 )
日時: 2007/03/17 19:15
名前: TOSHI
私も改めて考えさせられながら拝見していました。
そこで、それぞれ大切な部分として2つの視点で私は見ていました。
それは、まず吉村作事さんの質問で、
@施設内では普通の光景になっていますが、外食の時などエプロンを使用すると周りからの視線を感じます。私の考えとして世間一般的にエプロンを着用している方は不自然に見えているのではないでしょうか。
Aエプロンが必ず必要な方に対してはどのような方法をとれば自然に見えるでしょうか?
@という部分では、masaさんの言う『必要な感覚』的な意味で、専門馬鹿にならずに一般市民の視点から見た場合、違和感を感じるかもしれない、という視点や、Booさんの言う『大人としての生活』という点から考える部分など、社会通念上おかしなものであるとしたら、それを改善するいろんな取り組みを工夫して行うこと、が私も改めて考えさせられながら、施設では見慣れたようなことと少し麻痺した見方(私は反省です)だけれども、とても大切な事なんだなあと考えています。
ちなみに今の私が食事をする時は、エプロンはしたくないと思っています。
Aという部分では、多くの方々がご意見を述べている『エプロンが必ず必要』という前提で、どのようなものがいいのかという議論に見させて頂きました。
例えが悪いかもしれませんが、80歳の父が転んでケガをした時、キティちゃんの絆創膏をかわいいから張ったとすると、まずその父が、何で転んでしまったのかという部分から考えていくことと、父にはその絆創膏はみつともないので、普通のものにしたらどうかというように、2つの視点に分かれるのかなあと私なりに考えてみました。
エプロンだけではなく、他の事項にも共通するような考えがあるかと思っていますので、吉村作事さんもこうした多くのご意見なので整理されながら検討してみてはいかがでしょうか。
私も現場で問題提起しながら、さらに考えていこうと思っています。
世間の目を気にすると・・・。 ( No.18 )
日時: 2007/03/18 23:00
名前: まつうら
とてもためになる話を拝見させていただきました。
たしかに外出すると、施設内では気にならないことが気になってしまいます。
世間の目は怖いですね。
しかし、私がいつも思っているのはそんなに気にしなくてもと思うのですが・・。
私は障害者の方とよく外出するのですが、やはり周りからジロジロ見られます。本人たちはほとんど気にしていません。私だけが当初は気にしていました。今では私もほとんど気にならず、見られているのかさえ気づきません。
本当はこちらが変わるのではなく、世間の考え方が変わるのが一番なのですが、そうすれば、もっと派手な、明るいエプロンをつけれて目立たないようにする必要がなくなるのですが。
今の日本の風習ではちょっと無理かな。
エプロンを使用するしかないなら、本人が自分の要望を言える方ならその人好みのエプロンを、言えないならその人らしいエプロンを使ってみたら・・・もっと楽しく考えたらいかがでしょうか。
そうしたら少しは世間がかわるかも。
まつうらさんの意識と見識〜変えないと!! ( No.19 )
日時: 2007/03/19 08:49
名前: masa
このスレッドの本旨を
>世間の目を気にする
このように捉えるよな意識の低い関係者が数多く存在するから高齢者や障害者の尊厳が損なわれていくのでしょう。
世間の目など誰も議論していません。
介護者の都合で物事を考えてしまうと、一般の常識とかけ離れたところで高齢者や障害者の生活はどんどん一般市民の生活とは別個の常識と日常になってしまい、偏見が助長される。
高齢者だから幼児と同様に考えていいんだ、というおかしな意識が生まれる、そういう不自然さ、理不尽さをなくそうという議論であり、世間の目を気にするな、というレベルの問題ではない。
まつうらさんの意見、見識はあまりにレベルが低いところにこの議論を持っていくもので、そういう人たちが高齢者や障害者の生活を「特別」なものであるという偏見を世間にはびこらせてきた歴史そのものになっているんでしょう。
誰もが人は人として、大人は大人として、接してほしいという思いをどのように実現するかという本旨がわかっていない議論です。
そもそもこのことは世間が見ているとか見ていないとかに関わらず、介護者や施設、事業所の職員がいかに利用者の尊厳を守る方法でケアサービスを提供しようかという議論であり、まつうらさんの意見は、そこから視点を引きおろすもの以外のなにものでもないと思います。
少し話がそれますが ( No.20 )
日時: 2007/03/19 11:24
名前: ken
「利用者の為」という大義名分を掲げて、援助者自身の考え方や視点に流れてしまう事が専門職の議論の中ではありがちです。その時点で自分自身が利用者より優位な位置から物事を見ていることになります。尊厳や自尊心は他人が決める物ではなく自分の中にある価値観です。
「エプロンをしていることが異様な光景」一つの視点でしょうが、エプロンが必要な方が、エプロンを使用している事が異様な光景とは思いません。また、必要でない方だからエプロンはしなくて良いとも思いません。必要か必要でないかのまえに、使用したいか、したくないかが本人に選択できる事が入り口であるべきです。
その後に、デザインやコスト、汚染対策等を考えればよいのではないでしょうか。
共生共存は、すべての人々が同じように生活することでしょうか?私は、様々な生活スタイルが違和感なく混同し存在することだと考えています。
これも、私の視点、考え方であり利用者の気持ちの代弁ではありませんが、援助する側にもいろいろな考えがあるように、利用書も同じであり、自己決定できる環境作りが重要だと思います。
意味が違う ( No.21 )
日時: 2007/03/19 11:59
名前: masa
だれが
>「エプロンをしていることが異様な光景」
だなんて言っていますか。当たり前に考えられていた食事の際のエプロンの使用について吉村さんが違和感を感じるという感覚は大事で、そこから必要性や素材を考えてみるのはよいことだといっているだけです。
利用者に選択性があるのは当たり前で、至極、当然ではないですか。しかしその選択が介護サービス提供側の価値観で限定的に提供されるものの中での選択であっては意味がないということであり、様々な観点からアボドカシーという部分も含めて選択肢を広げようという議論で、そこは「世間の目」を気にするなどというレベルの視点ではないという意味ですよ。
エプロン ( No.22 )
日時: 2007/03/19 23:16
名前: ハムスター
うちのGHでは基本的には使用していません。服は汚れたら洗います。少人数だから可能なのかもしれないですね。
病院から来られた方の多くはお持ちでしたが、ここでは皆さん拒否されたのでやめました。
エプロンをしている姿に対して、利用者さんご本人が「赤ちゃんみたいで嫌」と感じられていること、この気持ちは大切だと思いますし、失って欲しくないと私は考えています。
「あたしゃ、エプロンなんかの世話になりたくない」、そう思える気持ちは、いろいろな意味でご本人のモチベーションにも影響する気がします。
ただ、すでに意見が出ていましたが、外出の時には悩みます。
外で洋服が汚れてしまった場合、着替えていただくのにトイレ・・というのも幾つか問題がありますし。
問題なのは世間の目ではなく、ご本人が自分らしくないその姿に悔しかったり、情けない思いをされていること、そしてあきらめてしまうことでは、と思います。
そんな外出時に、ご本人にも「これなら、いいかも」と受け入れられるような、素敵なエプロンがあるといいなと、私も思います。
エプロンの形じゃなくても、女性ならスカーフとか、ストールみたいに結んでみてもいいかも。スカーフ止めもお出かけ用に。
男性なら、バンダナ風に。
作るならレインコートなどの素材になるかと思うのですが、普通の手芸屋さんでは数も種類も少なそうだし、コストもかかりそう。
ユ○クロとかで作ってくれないかな〜。
読み込みが足りなくて・・・ ( No.23 )
日時: 2007/03/21 10:56
名前: Boo
水平線さんの書き込みに関して、私の読み込み方が足りず違った解釈をしてしまったようですね。申し訳ありませんでした。
あまりにも
人が足りないことを理由に・・・
事故が起きた時の責任を避けるために・・・
仕事を効率化するために・・・
認知症の方は「どうせ何も分からないのだから」と・・・
できない理由と言い訳をして、入居者の生活が制限されることが多いように思っていたものですから、文章ではなく言葉に反応してしまったようです。
>お客様へのケア「のみ」が至上命題ではなく、お客様へのケアが「第1命題」です。
その通りですね。私は入居者とスタッフの関係性の中にこそケアが存在するし(それこそがケアだと思っていますが)、介助と介護を混同してはいけないともスタッフに言っています。介助の中に自分達の姿勢や思い、考えが反映されるものではありますが。
エプロンに限らず ( No.24 )
日時: 2007/03/21 17:13
名前: 水平線
Booさん
私もわかりにくい文章ですみませんでした。
―――――――――――
・エプロンを希望されないお客様にエプロンを使わない為の工夫をしていくこと、どうしても使わざるを得ない場合に皆さんがおっしゃるような素材・柄などの工夫をして不自然さや抵抗感を軽減し人としての尊厳を守るよう努力すること、その姿勢や視点が重要だと思います。
―――――――――――
>入居者とスタッフの関係性の中にこそケアが存在する
Booさんのおっしゃるとおりだと思いました。
Booさんの言葉で思い出しました。
子供が小さい頃、子供に手をかけているつもりでいろいろ手作りをしていました。
当時の幼稚園の懇談会での先生の言葉です。
「環境を整えたり、様々な準備をする仕事はそれこそ際限なくあります。
私も、以前は子供達のためのカードを工夫したりお教室の掲示物作りにとても力を入れていました。
子供の為にやっていることだし、一生懸命やるほど達成感もありました。褒められもしました。
でもある日、1人の子に“先生はいっつもお仕事ばっかりだね。”と言われて、何か考え違いをしていたことに気が付きました。
確かに道具や環境を整えることはある程度必要ですが、今この時間を子供たちと一緒に楽しんだり、考えたり、感じたりして、「今の自分たち」を共有したり共感したりする事こそが一番大事なんだと思ったのです。
お母さん方も、あまり子供たちのスモックやお弁当に懲りすぎないでください。
それよりも朝は一緒に歯磨きをしたり、パパを起こしにいったり、テレビを一緒に見てあれこれ言い合う事だっていいです、“普段の時間”をお子さんと共有してください。
「話をしたり一緒に何かしたりして、感じたことや気持ちを共有し合える時間」は家族の宝物になります。」
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これと同じように、
お客様の日常生活に、訪ねてくる家族やお客様同士だけではなく、職員とも普段からの気持ちの交流があってこそ、より良い「生活」であると私も思います。
そのための効率化・環境作りであるならば(もちろんお客様の尊厳を念頭に)、積極的に行いたいと思っています。
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施設での食事の場所である「食堂兼機能訓練室」は、茶の間=プライベートゾーンと客間=パブリックゾーンとの中間の「セミパブリックゾーン」ということになります。
(↑客間は自宅内なのでセミパブリックゾーンかもしれませんね。)
当然食堂ではご家族や面会の方の目もあるわけで、自分の家族以外に食事時を見られるのは、私ならば不快だと思います。
少なくとも自宅であれば、リラックスして「ゆるい」態度でくつろげる場所であるはずです。
お客様にも、普段の食事を「茶の間」で取るような、心置きなく「ゆるく」していられる環境作りも、エプロンの工夫と共に併せて行っていけたら良いなと考えました。
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TOSHIさん、論点を整理していただき、考えやすくなりました。
ありがとうございます。
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