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デイサービスでの電器治療について

投稿者つばさ 投稿日:2003/06/24(Tue) 20:13

基本的なことですみませんが教えて下さい。当デイサービスには病院のリハビリ室にあるような電器治療の器械(マイクロ、干渉波)があります。利用者で膝や腰の痛い人にしてあげていますが、このような治療はデイサービスで行っても問題ないのでしょうか? 

Re: デイサービスでの電器治療について

BOB - 2003/06/24(Tue) 21:03

この事についての制約については気にしたことがありませんでしたし資料の中で見た事もありませんでしたが・・・

皆さん如何ですか?

Re: デイサービスでの電器治療について

ふーさん - 2003/06/24(Tue) 23:08

わたしも気になっていました。医師の指示が無くてもいいものなのでしょうか?知りたいところです。

Re: デイサービスでの電器治療について

masa - 2003/06/25(Wed) 09:52

医療行為との関連がここでも問われるということでしょうか。医療行為自体が明確な規定はないためグレーゾーンではありますが、電器治療の器械(マイクロ、干渉波)の使用を公に論議すれば「医療行為」として医師の指示の元、OTやPT等が行う必要がある、ということになるんでしょうか?しかしホットパックには器具を使うものの他、小豆を袋に入れてレンジで暖める、というものもあり、これはどうなのか、というように議論は果てしなくなります。(医療行為自体の見直しが必要だという提言は過去ログに掲載していますのでここでは省きますが)

この電器治療の論議も過去からずいぶん議論されてきて結論が出ていない論議の一つですね。制度掲示板の過去の論議

http://www20.big.or.jp/~kaigo/2001/09/kaigo4111.htm

こちらも参照してください。まあ大きな声で、それはいいですよ、とは言えないけれど、家庭で家族や本人が行っても危険でない、さして技術のいらない行為は、広く認めていいんじゃないかと個人的には考えています。

Re: デイサービスでの電器治療について

がらこ - 2003/06/25(Wed) 18:24

十数年前に、デイサービスで利用者に治療器の角度調整などをしていたことを思い出しました。当時からデイには置いてあるんでしょうね。医療行為とは考えたことはなかった…。マッサージ器に毛の生えた程度と考えればいいのでは?お年寄りには定番といってもいい機械ばかりではないでしょうか。もしかして、私の想像を超えた専門的な機械なのだろうか?

Re: デイサービスでの電器治療について

OT - 2003/06/25(Wed) 22:51

それら電気治療を行って、理学療法であるとか物理療法であるとかリハビリテーションであるとか語るのは問題がありますが、あくまでサービスならいいのではないでしょうか。

Re: デイサービスでの電器治療について

ふーさん - 2003/06/25(Wed) 23:14

ヘルパーなど介護職は医療行為を行ってはいけないのです。ニッパーを使って爪を切ることも出来ません。
確か、デイでの摘便も医師の指示が無くては出来ません(するとしても看護師)。うちのデイの看護師に聞きましたらホットパックも医師の指示が必要と断言しておりました。

Re: デイサービスでの電器治療について

masa - 2003/06/26(Thu) 09:51

医療行為かどうかという議論を突き詰めると、ふーさんの所属する事業所の看護師のような意見になってしまうんでしょうが、その考えを型にはめて適用すると、現在特養で介護職が行っている多くの行為に疑問符がつき、何もできなくなる危険性もはらんでいます。先のALSの方の痰の吸引についても、一定の条件下で介護職に認められる方向が示されたのに、介護施設は除かれている、これではいつまでもALSの方を特養が受け入れることはできないでしょう。
何度か主張しているように、本人や家族ができる行為を、一定の条件下で介護職に認めることを進めないとならないし、医療器具や医療そのものの進歩がもたらした現代社会の個人が抱える医療ニーズは多種多様。医療行為自体、古い概念の適用では社会全体のニーズに応えられない、早急な見直しが必要であり、その本旨は、いずれかの職種の職益を守ることではなく、医療ニーズを持って暮らす人々が安心して暮らせる社会を作ること。

電器治療をデイで利用者が「痛みの緩和」のため、「ちょっと使わせてよ」という要望が喧喧諤諤の議論になるような社会の仕組みを変えないと本当に困っている方々は無視される世の中となるでしょう。

なお、ふーさんが指摘された
>ニッパーを使って爪を切ることも出来ません。

これは議論が分かれるところです。これを医療行為であり介護職がやってはならないという確定判例はどこにも存在しません。特養のケアワーカーが逆爪の方にニッパーで爪切りをして法律で裁かれるんであれば到底納得はできない、と私は思います。

Re: デイサービスでの電器治療について

小型指導員 - 2003/06/26(Thu) 11:15

>ニッパーを使って爪を切ることも出来ません。

masaさんのおっしゃる通り、私も特養の人間として、「ほっておくわけにいかないでしょ」と思います。一方、ホームヘルパーという限定なら、「家族がいるのなら、家族でしてほしい。ヘルパーは禁止行為は避けたい」と考えるのが当然でしょう。

要は、制度云々とは別次元で、「一般社会常識」という観点があるということです。例えば「入院するほどではないが、血圧が不安定だ」という利用者に対して、夜間に介護職員が血圧測定を行い、異常があれば看護師や嘱託医に指示を仰ぐのは当然ですよね。医療行為だからといって拒否すれば、むしろそのほうが非常識ですよね。

この業界には罰則の無い禁止事項が数え切れないほどあります。罰則が無いのは、「違反した」と断定できない例外事例が多々あり、簡単には白黒つけられないからではないでしょうか。

Re: デイサービスでの電器治療について

ふーさん - 2003/06/26(Thu) 23:20

>ニッパーを使って爪を切ることも出来ません。
うちの訪問介護の連中が、何でいけないんだろうねといいながら主張してましたが・・。また確認してみます。
masa さんの言われる いずれかの職種の職益を守ることではなく、医療ニーズを持って暮らす人々が安心して暮らせる社会を作ること。賛同いたします。でも奉仕ではなく、あくまでお金をもらってなにかするからには、ひとたび責任問題になった時「だって一般社会常識じゃん」という弁解では無理かなとも思います。
特に訪問介護では一歩間違えば召使いのような扱いをされてしまうこともあるわけで、介護職の出来る範囲はここまでですと規定しないと自分を守れない現実もあると思います。
二種を持ってないとタクシーを運転できないのと同じで、持ってなければ白タクです。わかんなきゃいいかって言うのも変ですし。
うちみたいな零細な事業所では何か問題が起こったときのことを考えると慎重になってしまうんでしょうね。

Re: デイサービスでの電器治療について

masa - 2003/06/27(Fri) 10:01

ふーさん、私のかねてよりの主張は、医療行為とて生き物、時代のニーズに合わせて変えていく必要がある、介護職にもできる行為は一定の研修とセーフティネットを構築した上で、介護職にも行えるように、その上で医療行為の範囲を国はきちんと明示しろ、というものです。
しかし例示されたニッパーによる爪切りなどのように境界線、というより介護に近い行為を法律に触れる恐れという過剰反応で介護職の側から「できません」と断言する風潮は、まさに医療ニーズを抱えて在宅生活を送る方々にとっては実際に「弊害・障壁」なのです。

6/3の坂口厚生労働大臣の記者会見の一部を再び引用させていただきます。
「介護のいわゆる介護士さんの皆さん方も非常に訓練を積んで、そしていろいろなことを出来るようになってまいっておりますから、そうした皆さん方に対して出来ることはお渡しをしていくということにしないといけないというふうに思っております。医師でなければ出来ない、看護師でなければ出来ないということではないと私は思っております。」

「初めは血圧を計ることすら抵抗がございまして、それをやることは医師法違反だといったような意見も最初はあったわけでございますから、最近は機械も発達をいたしましたけれども、個人が計ろうと、あるいはまた看護師さんが計ろうと、もう保健師さんはもちろんでございますけれども、あらゆる人が計っているわけでありまして、私は出来ることはみんながやれるようにしていけばいいというふうに思います。」

大臣の考えより、現場の職員の方が硬直した考えを持っていては介護の現場で困っている方々を救えません。介護問題は、まさに現場で起こっているんです。

最後に6/2福祉新聞の社説を紹介します。
「最も辛く大変な思いをしている患者・家族の願いが、医療の論理や医師法の壁にはね返されるのはもうたくさんだ、なすべきことは医療ニーズを持つ人が安心して暮らせるようにすることであり、患者・家族第一主義の視点での見直しを求めたい。」

Re: デイサービスでの電器治療について

つばさ - 2003/06/27(Fri) 18:18

皆さんいろいろとご意見をありがとうございました。たいへん勉強になりました。どうもこの問題(医療機器として認可されている電器治療器の使用問題)は今のところはっきりこうだと白黒はつけられないと解釈していいのでしょうか。しかし、masaさんの言われるようにこんなことが議論になっているようでは日本はまだまだなんでしょうね。私たちは何かのサービスや医療行為を行うときにどうしてもそのリスク(事故が起きたらどうするか)を考えてしまいます。しかし、利用者や家族のニーズはその先を行っているので、私たちは最大限の注意を払って行うことはもちろんのこと、運悪く何かが起こったとしても、知らない者同志の自家用車がちょっと接触しただけで険悪な雰囲気になるのとは違って、普段から厚い信頼を受け良好な人間関係を作る努力をしながら、利用者のニーズや望まれることに答えていきたいと思います。制度というのはいつもあとからついてくるものなんですね。

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