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デイサービスでの褥創処置

投稿者なっちん投稿日:2002/11/25(Mon) 01:00

はじめまして、デイサービスで勤務している看護師です。
デイサービスでの処置について悩んでいます。
寝たきりで褥創のある方で以前は、創部を洗い流し消毒をしていましたが、家族の協力が全く得られずポケットができ、骨が見えるまでになってしまいました。主治医の指示で訪看が処置をし、同様にデイサービスでも防水テープを貼って入浴し処置をしていました。血行を良くする為にも入浴はするべきなのでしょうが、本人の体力とこれから寒くなっていくことを考えると週3の入浴を週2に減らしたいと考えています。となると、入浴をしないのだから処置はしなくてもいいと思うのですがどう思われますか?『してあげたらいいやん』と思う気持ちと、『そこまでするべきか』と思う気持ちとすごく葛藤しています。ポケットに入り込んだ薬を取って消毒をする事は出来ないのか?看護師でしょ?と訪看に言われました。でも、デイは褥創を治しに来るところじゃない!と言いたいです。
施設によって考え方は色々あると思いますけど、皆様のご意見を聞かせてください。(長々とすみません)

Re: デイサービスについて

二上 浩
>ポケットに入り込んだ薬を取って消毒をする事は出来ないのか?

訪問看護婦さんが、ポリ容器にノズルをつけたもの(例えば、洗剤の容器でも良いのかな?)を利用して、ぬるま湯で洗い流していたのを見せて頂きました。
容器については、工夫して下さい。
又、エアーマットも、ウエーブがかかるものもありましたので、相談して下さい。
訪問看護婦さんや色々な分野の方との連携で、是非直してあげて頂きたいと思います。

Re: デイサービスについて

丹波ささやまkaigo- 2002/11/25(Mon) 08:28

保険者の立場から一言。
 デイサービスで入浴があるから処置をする!しないときはそこまで必要でないとの気持ちの葛藤でお悩みのことと思いますが、在宅サービスをご利用なさっている利用者はデイへを利用しようが訪問看護を利用しようが実際に褥創のある場合は主治医の指示に基づき処置をしていただくの本筋かと思います。二上さんがおっしゃるように連携して是非早期に直してあげて欲しいです。

Re: デイサービスについて

兼任CM-2002/11/25(Mon) 09:59

はじめまして。兼任CMと申します。

さて,書き込まれたような辞令に対してCMとしてデイサービスに対して,入浴しない日の処置を依頼したことがあります。当然に主治医からの指示を得た上で,サービス担当者会議の際にVNSとDSの双方に対して処置の内容を伝達し,依頼しました。双方ともに快諾していただき処置しました。ただ処置に必要な材料や道具は利用者に持参していただきました。

ここで肝心なことは,利用者を主体として発想する,ということではないでしょうか。当面の課題として褥瘡の治癒・改善が最優先される,それに対して各種サービスが目標を同じくしてその保有する機能を発揮していく。そこにはサービスの種別などの「しがらみ」を越えていくこと。これが大切だと思います。

Re: デイサービスについて

masa - 2002/11/25(Mon) 11:51

褥創がある、ということはそれの治癒、というのは生活課題の検討としてきわめて重要な位置を占めると思います。それは、単にデイサービスでどのような処置をするか、という検討にとどまらず、担当ケアマネ中心に十分なアセスメントを行い、医師の意見も確認し、訪問看護婦等、この利用者の方にかかわるケアスタッフすべてが共通して「褥創のケア」に向けて何をすべきか、その中でデイサービス中の入浴は週何回が適当で、どういう処置をすべきなのか、デイに来ない日は、誰がどのような処置を行うのか、総合的に考えるべきだと考えます。
何よりも大切なのは、せっかく担当として係った利用者さんの生活が、私たちが係った事によって、より良い暮らしがおくれるよう援助することだと思います。まずこの方にとって、褥創の治癒のために何が一番必要な援助なのか、それを第一に考える事が大事と思います。

Re: デイサービスについて

なっちん -2002/11/25(Mon) 20:44

みなさん、ご意見ありがとうございました。
心の中のモヤモヤが取れたように思います。
ケアマネを中心に訪看と共に連携をとりながら、利用者に必要な援助をしていこうと思います。

Re: デイサービスについて

matsuo -2002/11/26(Tue) 00:32

masaさんはじめ、ここの常連の皆様のお気持ちには心から頭が下がります。ご利用者にとって何が必要かを第一に考えておられる姿勢・・・。
じょく創は、「きず」として局所的にとらわれやすいが、程度が高度に達するほど全身的に影響を与えることになり、じょく創が生命の危機を招くこともある。
なっちんさんのケースはポケットがあり骨まで見えているということですが、大きさはわかりませんが感染を起こしやすい状態で、油断をすれば合併症として、骨髄炎や骨膜炎、しいては体力が低下すれば敗血症だって招かないとは限りません。
じょく創ケアはその状況(治癒過程)に応じて、使用する薬剤も変わるし、主治医との連携が欠かせないと思います。
説明すれば長くなるので、ポイントだけを参考までに・・・。
じょく創治癒の原則
止血  
1.創面を外的刺激で不必要に傷つけない
2.止血時に圧迫の程度や時間が過度にならない
感染の防止
1.適切な薬剤
2.異物の除去
3.正常の組織を損傷しない
4.全身的なケアも必要
ところで、ポケットができている状態での処置のポイントとして
1.ゴシゴシ擦らない
2.消毒は生理食塩水で十分洗浄
3.分泌物(有機物)を洗浄してから消毒
ポケットの大きさによって清潔なディスポの注射器に生食や消毒液を吸って注入したり、ポケットがごく小さければ注射器の先に清潔な点滴用の延長チューブを切りとって接続して上記同様の処置をします。
ポケットの中には指示された薬剤を貼付
創部を覆うドレッシング材は創の状況によって適応を図ります
浸出液が多く、感染がある、壊死があるなどの時は、ガーゼドレッシングが適切です。
しかし、ガーゼが薄過ぎるとかえって創を刺激することにもなるので注意が必要です。
治療材の作用として薬剤によって
肉芽形成促進、血管新生促進、表皮形成促進、浸出液調整、殺菌作用、創清浄化、湿潤環境維持、蛋白溶解、創被覆など治癒過程に応じて主治医の判断を仰ぐ必要がより早い治癒を促すことでしょう。

ついでといってはなんですが、皮膚科のDrに教えて頂いた意外なケアがあります。
判創膏かぶれの人に、カラーテープ(表面がつるっとした)は皮膚に優しいのです。聞いたときは以外だったのですが実際使って見て本当なんです。
じょく創の圧迫を避けるのに、お菓子の缶に入っているビニールのプチプチ(わかります?)をドーナツに切ってガーゼまたは包帯で円座風に作って創部を保護する。
なぜか、これが良いのですって・・・。大き目のプチプチ・・・。 
クッションにはなりますね。細かい原理はわからないけど、Drがそういっていました。

随分長く書いてしまってごめんなさい。たかがじょく創ではありません。
予防するにこした事はないですが、発見したらすぐ対応できるといいですね。

Re: デイサービスについて

matsuo -2002/11/26(Tue) 07:17
朝、食事の準備しながらふと昨夜書いた内容が頭に浮かんできて「あれっ?何か変な事書いたような気がして・・・」
点滴の延長チューブを接続って書いてしまいましたが、そうじゃなく留置針(エラスター)の針を覆ってるビニール針の部分を利用すると細い深部でも傷つけずに洗浄や消毒できます。
もう、3年あまり実務から遠ざかると勘が鈍くなっちゃってごめんなさい。無責任なことを書いてしまいました。
また、その当時からもすでにイソジン消毒は組織を壊してしまうという説もあり、感染症でなければ洗浄して消毒して1分くらい間をおいて洗浄しなおすのが正説と言われるようになっていましたね。
とにかく創部の洗浄は一番大切ということですね。

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