HOME / BBS
虐待
投稿者:魔子 投稿日:2004/01/28(Wed) 19:42
デイケアに来られている方が、先日から、体のあちこちにあざを作ってこられるようになりました。最初、本人の口から、「私はトロイから、手でパンパンたたかれるぐらいなら我慢するけど、嫁に棒で殴られる・・・・。」と言うのです。面接に行った時(半年ほど前)の様子では、お嫁さんはそのような方にはとても見受けられず、献身的にお世話をされている感じでした。なので連絡帳に、利用者さんの訴えには触れず、「けがをされているようですが、こけられたのですか?」と言うように、こちらもけがに気づいていることを書いておきました。
そこで本日来られたとき、眼がパンダ状態になっていました。利用者さんは涙ながらに「嫁が・・・・」と訴えられます。送迎に行った者には、お嫁さんはこけたと主張したそうです。
長男が遠方にいるもののほとんど行き来は無く、主介護者は次男夫婦ですが、次男は脳卒中で仕事が出来る状態でなく、お嫁さんの収入が生活を支えているような状態で、かなり生活は苦しいようです。虐待があってもおかしくないような環境ではありますが、半年前の自立を促す厳しさの中に見えたやさしさが解っているので、ちょっと信じられないと言うのが正直な気持ちです。
誰に相談していいか解らないので、とりあえず、事実だけ、ケアマネさんに伝えました。なかなか訪問を許してもらえないような口ぶりでしたが、早急に対応するとの返事をもらいました。
これだけでいいでしょうか? あと私にできることは無いでしょうか? 高齢福祉課など市の窓口に相談することも考えましたが、模し虐待の事実がなかったときの事を考えると・・・・。
アドバイスをお願いいたします。
Re:
虐待
masa - 2004/01/28(Wed)
20:51
たしかに虐待がはっきりしているケースとはいえませんし、もし利用者の方の認知悪化でお嫁さんの主張が正しく、虐待がないケースという可能性は否定できませんが、しかし状況を冷静に見ると虐待を疑って仕方のないケースと思えます。
大阪市岸和田の悲惨な児童虐待のケースはニュースをまともに聞いていられません。しかも学校、児童相談所、近所、祖父母、実母、誰もが「もしや」という1%しかないかもしれない可能性であっても、サインに何か気づこうとしたら、ああいうことは少しは手前で止めれたのではないでしょうか?
このケースも、可能性が低くても(むしろ虐待の可能性が状況的には高いように思えます)その利用者に関わりのある、少しでも関係のある方が何かをしないと、関わりのない人は気づきようがないので、また大変な不幸を生み出す可能性があるように思います。
ある程度、家庭の中の調査権限のある市町村の担当課に虐待可能性があるケースとして調査を依頼する必要が絶対あると思います。
必要な措置による施設入所を含め、一時的にでも利用者保護が必要と強く感じます。
Re:
虐待
ケアマネZ -
2004/01/28(Wed) 22:25
本来はケアマネが対応すべきことだとは思いますが、関係者の中で最も家族と信頼関係を作れているスタッフが重点的に関わってもよいかと思います。
一つは、デイ職員なら送迎のとき、ケアマネなら家庭訪問の時に、家族の方を徹底的にねぎらい、ほめることです。
利用者さんのサイドに立っていると受け取られないような話し方をして、家族が利用者さんの悪口を言っても、大変ですよね、と相槌を打って、できるだけ色々と話をしてもらうことが大切だと思います。
もしうちとけて話をしてくれるようであれば、タイミングを見て、困っていることはないですか?と聞きます。
私たちでできることがあれば、手伝うから、言ってくださいね。ということを伝えていくことは必要だと思います。けして家族をおいつめないようにしてくださいね。
デイのノートに書くということは、書いたものによるコミュニケーションは誤解を生じやすいので、この方の場合、やはりご家族と対面しての会話をこころがけた方が
よいのではないでしょうか。
そして一方で、市役所の窓口と連携を取り合い、「老人の調査で」とかなんとか、架空の調査名目で家庭訪問してもらうことです。
これはケアマネさんから働きかけてもらうべきことだと思います。
市役所の窓口には動いてくれるところとくれないところとありますので、最初の窓口がだめでも、他に対応してくれるところがないか、色々あたってみることが必要です。
「市役所が来た」という事実は、結構抑止力になります。
あざができているというのは、心配な状況ではありますが、できれば措置という手段をとらずに、家族を支えていくことで、利用者さんにベストな結果につなげていきたいと思います。
家族の方が「デイに預けたい。デイの職員さんにはわかってもらえる。」という気持ちを持っていただけると、いいなあと思います。がんばってくださいね。
市役所の窓口がだめな場合のほかの窓口として、基幹型支援センターや保健所、県の高齢者総合相談センター、地区の民生委員、DVの相談所等あるかと思いますが、
民生委員さんはピンきりなので、相手を見て話した方がよいかもしれません。
そのへんはやはりケアマネさんに動いてもらうことだと思います。
Re:
虐待
どるくす@元CW - 2004/01/28(Wed)
23:28
私も市役所には情報を入れておくべきと思います。
また、次男も脳卒中ということは、身障手帳・支援費等の関係者が何らかの状況把握をしている可能性がありますし、世帯全体の支援策を考えるにしても、障害福祉担当者と連携を図っていく必要が出てくるかもしれません。
Re:
虐待
丹波ささやまkaigo-
2004/01/29(Thu) 02:51
岸和田の児童虐待の報道を見ているときに、児童相談所の対応の仕方について自分がその立場にいたらどのように対応するのだろうと言う視点で考えています。
親が事実を話さない事業での訪問したときにどのように切り出し話を進め切り出していくのか……悩みが深くなっていくようです。
魔子さんが、ご報告いただいたケースもご本人の訴えや外傷がはっきりしている状況なので高齢者虐待として取り扱っていかなければならいと思っています。この場合は、皆さんがご指摘いただいたように市役所の高齢福祉と基幹型在宅介護支援センターが動くべき使命を担っていますので、早速に相談に行っていただきたいと思っています。(当市なら私の担当になります)
私の実際の虐待のケース相談に家庭訪問をしたことはないのですが、以前の介護保険課時代に2ケースほど相談にのったことがございます。その場合も、デイサービス利用時に発見されてケアマネから報告がありサービス担当者会議を開催して情報に収集を行なったうえで、在宅介護支援センターの保健師を中心にアプローチをかけて介護者の思いを徐々に聞き出すように取り組んだことがありました。
最終的には、介護者の負担を取り除く方法としてショートステイの利用に始まって介護老人福祉施設への緊急入所になりました。入所後は、義母の面会もされているように聞きますし、苦しい中でも費用の負担をしていただいていますので時には究極として虐待の起こらない環境に話しを進めていくことも時は必要かなと思っています。
今回のケースも事実関係を整理したうえでサービス担当者会議を開催して、その中に市役所の高年福祉担当と基幹型在宅介護支援センターを巻き込んで行動を起こされることが良いのではないでしょうか。(迅速な動きをしてくれる市役所(担当)なら良いのですが、動かない場合も行政の責務として取り組む必要があることは明確なので強固に申し入れを行なっていただきたいと思っています)
ケアマネ一人の訪問活動ではなかなか解決の糸口が見えなくなってきますので、サービス事業所としても協力していただきチームアプローチで問題の解決が一時でも早く出来ますことをお願いするとともにお祈りしています。
Re:
虐待
二上 浩 - 2004/01/29(Thu) 06:26
摩子さん同時刻に投稿文を書いていたみたいですね。今気付きました。
皆さんがお書きになられているとおりだと思います。
在宅介護支援センターソーシャルワーカーの時、民生委員からの相談で、市在宅サービス担当者会議でケース検討をして保健指導の同行訪問や往診医との連携など、4〜五ヶ月不定期に訪問を重ねてやっと介護者の心を開くことが出来た事もありました。
色々な機関の連携で解決していただきたいケースだと思います。
誰が主に担当すれば良いかは、地域によっても色々あるとは思いますが、お嫁さんの心を開くことが出来る適任者がおられれば良いですね。
解決出来る自信はないけれど、色々な問題に、色々な方と、色々な形でお会いしてもそれなりに話が出来る年になったかな???と思っています。
「介護問題」の解決にお役に立てればと思っています。
私の訪問スタイルは、突然、さりげなくでした。
Re:
虐待
masa - 2004/01/29(Thu)
08:40
ひとつだけ、虐待ケースで措置が必要な場合の権限は福祉事務所長ですから市の窓口は福祉事務所になろうと思います。ケアマネから当然投げかけねばなりませんが、虐待ケースの調査、具体的対応に移行する段階においては、ケアマネが中心になるのではなく、この場合は主体を措置権者に置き、サポートスタッフの一員にケアマネを位置付けることが適切だと思います。
Re:
虐待
魔子 - 2004/01/29(Thu) 08:43
いろいろご助言ありがとうございます。
この方は、週2回(水・金)のご利用の方なので、明日、送迎の際に私も行ってみようと思います。スタッフから、朝の送り出しは、お嫁さんがされていると聞いているので・・・・。
ケアマネZさんが言われているように、お嫁さんの大変さをねぎらいながら、切り出してみようと思います。いつもよりちょっと早めにお迎えに行ったら、ちょうど現場を見れるかも・・・・なんて、利用者さんサイドに立った考え方で行ったら打ち解けてもらえないでしょうね。気をつけます。
ケアマネさんは、市とかなりパイプのある事業所なので、連絡を取ってくれているかな・・・・と思っています。近々もう一度ケアマネさんに連絡してみます。ケアマネさんが及び腰なら、以前に措置のような形での入所になった方(独居で介護者なし)で関わったことがあるのですが、そのときの担当の方に連絡してみようと思います。
みなさんも言われているように、岸和田の児童虐待のことがあるので、今まで以上に気になって仕方がないのです。大変なことになる前に、何とかできればと思っています。でも一番は私たちの思い過ごしであれば・・・・と言う気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。またご報告させていただきます。
Re:
虐待
トト吉 - 2004/01/29(Thu)
09:44
私の場合、思い過ごしだった事があります。
虐待が疑われ、滞在型のヘルパー責任者に相談し様子を見ていただきました。ヘルパー自身もそれとなく虐待を感じていたとの事でしたので、区の係長に相談に行きましたところ、『虐待を暴く事が目的ではなく、もし虐待があったとすれば介護負担からくるものであるだろうからプランを早急に見直し、外部からのかかわりをふやし、人の目を多くした方が良いのでは』とアドバイスをいただきました。
それと同時にすぐに区の保健婦が訪問し、状況を確認しました。
ちょうど在宅医を勧めていたタイミングでしたので、保健婦からも在宅医の関係で入り込んでいただきました。
結果、信頼のおける在宅医に相談し確認していただきましたが、『体質的に皮下出血しやすい』との回答が得られました。しかしそれ以降すぐに転倒し入院されてしまいましたが・・・・
なにはともあれ、たとえ「思い過ごしかな・・・」と思ったとしても、行政に一報入れておくなどの対策はしておいた方が良いかと思います。
岸和田の事例のような行政ばかりでは無いと思うし、行政を動かすのも、普段からの私たちと行政とのかかわり方が重要になってくると思います。サービス事業所の方々にとっては直接行政とのかかわりは少ないかもしれませんが、少なくともケアマネは行政との連携はしておいた方がよろしいかと考えます。回りには行政を敵対視しているようなケアマネも少なくないのですが・・・
虐待ー経過報告
投稿者:魔子 投稿日:2004/01/30(Fri)
15:10
本日朝、送迎スタッフにくっついてお迎えに行ってきました。お嫁さんが送り出しをされていたので、利用者さんとスタッフには先に行ってもらい、玄関先でしたが、30分ぐらいお話を聞いてきました。
お嫁さんも私が行ったことで、何のために来たのか解ったようで、実はご主人(利用者さんの次男)手を上げているんだと言うことを素直に話してくださりました。以前から時々あったようで、気がつくと止めに入ったり、ご主人を怒ったりしていたそうです。
血が繋がっていようがなかろうが虐待はいけないことで、日中も一緒にいるのに面倒を見てくれないということは、ある意味介護放棄になるんですよ等、いろいろお話をさせていただきました。
これまでお嫁さんもどこにどう相談していいのか解らなかったようで、一人で悩んでおられたようで、私に聞いてもらえてちょっと安心された様子でした。
帰ってすぐケアマネさんに事情を話したところ、ケアマネさんも本日すぐにデイケアに来てくださり利用者さんと面談され、事実を確認されました。然るべき窓口に相談しながら、お嫁さんと今後、どういう形で支援していけるか検討するとの事でした。
今回、虐待があったのは、とても悲しいことですが、正直お嫁さんでなくて良かった・・・・と言う気持ちがいっぱいです。もしお嫁さんだったら、キーパーソンがいなくなってしまうので、解決の糸口を見つけるのがとても大変だったと思います。
いい方向に解決してくれることを見守っていきたいと思います。
いろいろご心配をかけました。
Re:
虐待ー経過報告
masa - 2004/01/30(Fri)
15:48
居宅で介護に携わっている介護者には外からでは窺い知れない様々なストレスがあると思います。自分の体がきつくなってくるのはもちろん、自分の親が理解力が低下して、傍から見ると『わけのわからない』行動に出たり、自分ですべきことができなくなるということは身内であるがゆえに理解できないという傾向もあります。
そしてそれを誰にも相談できないというストレスも絡んでくることになります。
本ケースは実際に虐待行為を行っている当事者ではないお嫁さんがキーパーソンになっているようですが、その方の精神的な支援を行うことで、その方が積極的に息子からの虐待を防ぐ意識を持てるようになれば、家庭内で解決できる可能性もありますね。
ただ色々な展開が予想されるので、あらかじめ公的機関との協力関係を作っておき、必要な場合タイムラグなく介入できるようにしておくのが重要ですね。
担当ケアマネさんも動き出したようですから(魔子さんは本ケースではサービス事業所の担当者という立場なんですね)積極的支援が展開されることを期待しています。良い方向に向かう兆しがあり、ややほっとしています。
Re:
虐待ー経過報告
兼任CM - 2004/01/30(Fri)
16:57
魔子さん,大変ご苦労様でした。
さて,虐待ケースの場合,事実確認が大変であると同時に「犯人探し」に終始しないように注意していくことが大切だと思っています。ある意味で次男も被害者であるし奥さんも十分被害者であると思います。masaさんも言われているように奥さんの精神的支援をするとともに次男のフォローの体制も検討してみてください。
Re:
虐待ー経過報告
masa - 2004/01/30(Fri)
17:01
兼任CMさんの言われていること、大変重要ですね。それが大事です。
Re:
虐待ー経過報告
二上 浩 - 2004/01/30(Fri)
17:26
魔子 さん、早速の行動ご苦労様でした。
もしかして問題の原点は、お嫁さんも知らない遠い昔の、利用者・長男・次男の関係にあるようにも思えました。
私なら長男に連絡をとってみますが、あまりお勧めはできません。
このまま状況を見た方が良いのかな???
施設内だけで解決しようとしないで、在宅介護支援センターにもお話しておかれたほうが良いと思いました。
Re:
虐待ー経過報告
ケアマネZ -
2004/01/30(Fri) 21:55
魔子さん。お疲れ様でした。素早い行動力、すごいです。本当によかったです。
Re:
虐待ー経過報告
トト吉 - 2004/01/31(Sat)
10:38
すばらしい対応ですね。後はケアマネが上手く動いてくれる事を期待します。こういう時、事業所間の連携の重要性を実感します。ありがとうございました。
過去ログ検索画面に戻る
|