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別居家族によるホームヘルプサービスへの疑問

投稿者masa 投稿日:2003/06/13(Fri) 13:23

沖縄県で家族のヘルパー派遣を巡って論議になっているらしい。
もともと同居家族のヘルパー派遣は認められていないが、別居の場合はヘルパー資源が少ないなどの特別な理由がある場合に、認められることがある。しかし道義的に考えても、家族に対し、きちんと専門的立場で援助し、家族が行う介護と一線を敷く、ということができるかは大いに疑問であり、特に報道によると
「普通なら一時間半程度で終わる家事援助を、子のヘルパーが連続八時間提供」「別の市町村から子がヘルパーとして親の元に通っている」「同一敷地内の子が、離れの親に訪問介護をしている」「娘がヘルパーだが、サービスを自分の親にしか提供していない」
こんな実態がまかり通っているのはおかしいし、県が指導に乗り出し原則禁止にすることは公費運営の制度としては、ごくあたりまえと思える。

ところが指導される側の言い分はこうである。
ある事業所で働くケアマネは「確かに一部に不届きの事業所がある。しかし、どうしても慣れた家族にヘルパーをしてほしいという高齢者もいる。利用者主体に考えるべきで、一方的な締め付けはおかしい」と批判する。

何を言っているんだい。この制度は国民の税金と保険料で賄われているんだよ。しかも実際にこの制度のサービスを使っている人は国民全体の1割にも満たないはず、多くの方々は保険料を納めているけれど、介護サービスを使って給付を受けていない人たちなんだ。国民全体に納得できる形で給付が行われることが一番重要で、家族でないと適切なホームヘルプサービスができないなんてことはないし、弊害の方が大きいに決まっている。

特に介護保険制度の大きな目的の一つが、介護の社会化により家族介護負担を軽減しようとするもの、これでは家族介護に現金給付を行っているに過ぎないじゃないか。「利用者主体」という名を借りて、おかしな論理を展開しないでほしい。これは「事業所や家族の都合」それ以外の何者でも無い。こんなコメントを堂々とする、沖縄のケアマネさん、私はあなたの専門性を疑いたくなります。

Re: 別居家族によるホームヘルプサービスへの疑問

Mr.M - 2003/06/13(Fri) 14:17

時間として同じ頃に「長崎県CM板(県庁サイト内にあるもの)」にも同じ内容のものを取り上げました。実は先月の在介センターの集まり隣町の在介センターより「別居家族の訪問介護」についての問題提起があり議論し、その内容も長崎板にスレ立てした経緯もありとても目をひかれるニュースソースです。
長くなりますが、スレ立てした内容を掲載させて貰います。
********
(標題)別居家族による訪問介護の是非
(本文)ちょっと長くなりますが、ご了承下さい。
 先日行われました「地区の同業者集い」で、老夫婦世帯があり、その近所に息子がいるケースで、息子が訪問介護事業所に所属し訪問介護サービスを提供する事が是か非かといことが話題になりました。
 私は、「別居家族による訪問介護でも制限がある。」「その訪問介護事業所の管理者の認識不足」「間接的な現金給付」等々と発言したんです。しかし、ちょっと曖昧な記憶で自信が無く事業所に戻り資料を探したのですが、見つけることが出来ませんでした。とんだ思い違いでだったようです。(話題提供者には、間違いを認め陳謝しました。お恥ずかしい限りです。)
 ただ、失言はしましたが、私自身納得できず、改めて「訪問介護」に関して調べてみました。そして、話題提供者側に以下のような「私見」を送りました。
(引用開始)
(前段省略)
 ちなみに、今回集まりで話題となった「別居者」に関する解釈ですが、上記省令を見る限り、同居でなければ良いのかなと解釈されてもおかしくはありません。確かに法的には明確な規制はありません。しかし、「同居」限定での記載とはいえ家族によるヘルパー業務が禁止されている以上、家族による業務は問題があるという考え方が含まれていると見るべきです。ですから、たとえ同居でないにしても、少し離れた親戚であったとしても、その事業所の管理者として、「あえて」家族を派遣することには、相当の理由がなければならないはずです。理由付けに関しては、当然介護支援専門員が作成した「居宅サービス計画」「担当者会議」等をもとに作成された「訪問介護計画」に記載されるべき事項です。
 その意味では、あえてサービス供給量に問題がないにもかわらず、家族を派遣するという行為は、慎重に対応すべきであろうと考えますし、基本的な法解釈としては、望ましくないということを前提に見ていく必要があると思います。

また、同居でなければ良いんなら事業所の責任に任せておけば・・という考え方もできますが、家族への間接的な現金給付という状況を認めた場合、今後の介護保険制度の根幹を揺るがしかねない事例になるのではと個人的に思いますので、事業所がある所在地の保険者と協議された方が賢明かと思います。後になって、責任転嫁される場合だって、無きにしもあらずでしょうから。
 ちょっと言い訳がましくなりましたが、私見を書き綴りました。(引用終了)と・・・・。
手元にあるQ&Aには「別居」であれば問題ないというのはあるのですが・・・
*************
付け加えて、今回のニュースソース内に登場する「ある事業所で働くケアマネ」さんはすこしピントがズレてるように感じるのは私だけでしょうか?「厚労省の担当者」さんは、何をしているのでしょうか。都道府県からくる情報は「統計」に使うものだけ?いえいえ違うでしょう!ただ単に「聞く耳を持たない」だけじゃないのかい。(ちょっと腹が立ちました)

Re: 別居家族によるホームヘルプサービスへの疑問

masa - 2003/06/13(Fri) 14:43

>手元にあるQ&Aには「別居」であれば問題ないというのはあるのですが・

公式見解として、厚生労働省は「家族の介護負担を軽減するのが介護保険の目的」として、家族ヘルパーは原則認められないとしている。と報道されています。常識的に考えても別居家族の派遣に対しては、それ相応の理由がない限りケアプランとして適切とは思えませんし、実際指導が入って報酬返還というケースもあり、と考えています

家族ヘルパーの派遣依頼について

投稿者 投稿日:2004/03/31(Wed) 07:43

別居家族(次女)より母がヘルパー利用を進めても納得しないので所属のヘルパーステーションより自分を派遣するようにして欲しいとの連絡が入りました。それまで、何度かヘルパー利用について本人と話し合い、まだ自分で何とかなるからと辞退され、同居家族からは本人と相談してくださいとのこと。体調管理の必要があり頼んでいる訪看の方には、本人の真意、また、ヘルパーの必要性についての情報をお願いしてありました。悩みました。何故、娘としてはダメでヘルパーなのか。失礼を承知で長女に疑問もぶつけました。遠慮深い人で、ヘルパーとして報酬を払って娘にきてもらえるならヘルパーを頼みたい母娘の意見です。強引に訪問を開始しなければならないほどではないけれど今後のことを考え徐々に入浴時の介助やそれに伴う家事などを検討していかなければと思ってはいました。でも、制度上OKで、利用者が望み、みんなが喜ぶならと時間を費やす事に虚しくなり本日にいたりました。ヘルパー事業所にはケアプランに沿ってお願いしますとだけ言います。

Re: 家族ヘルパーの派遣依頼について

NA6 - 2004/03/31(Wed) 08:30

別居家族の訪問介護の是非については、こちらの掲示板の過去ログや、他の掲示板でも話題になっているところです。
親子という関係から、プランに沿った適切な援助内容とならない事例もあるようで、県によっては禁止しているところもありますので、県に確認されたほうがいいと思います。
県がOKということであれば、担当ケアマネとしては、別居娘のヘルパーでプランとせざるおえない所であると思います。

しかし、「遠慮深い人で、ヘルパーとして報酬を払って娘にきてもらえるならヘルパーを頼みたい」というある意味、安易な理由であれば、援助に入っても「母娘の関係」としての援助にしかならないんじゃないか?と考えてしまいます。
訪問看護は他人OKなのに訪問介護はたまたま、ヘルパーとして娘がいるから頼みたいわけですよね。
やっぱり、あまり適切ではないと感じますが、自分が同じ立場なら、しばらく母娘援助で様子を見てみるという選択をしそうな気がします。

Re: 家族ヘルパーの派遣依頼について

兼任CM - 2004/03/31(Wed) 08:57

>ヘルパ―事業所にはケアプランに沿ってお願いしますとだけ言います。ケアマネはそこまでですよね。

この一文には様々な意味がこめられていると思いますが,大切なことが二つこめられていると思います。
その一つは「ケアプランに沿ってお願いします」というところ。これは次女がヘルパーとして派遣されていく以上居宅サービス計画とヘルパーの個別サービス提供計画に沿った援助を展開していかなければならないことを意味しているとともに,ヘルパー事業所はそれを確保していく責務を有しているということを意味しています。
その二は,「ケアマネはそこまでですよね」というだけでは終わりません。上記その位置のその後の展開を追跡把握していくこと,つまりモニタリングをしていくことと,その結果を受けて事業所やヘルパーに必要な対策をとっていくことが担当ケアマネとして行うべきことになると思います。

Re: 家族ヘルパーの派遣依頼について

masa - 2004/03/31(Wed) 09:22

同居家族以外のヘルパーについては沖縄県などを除いて禁止されていないことで、できるできない論で言えば「派遣可能」なのですが私は反対です。その理由は過去ログで詳しく述べていますのでここでは省きますが、他者がサービス提供する生活援助でさえ理由の明示が必要である状況であるのですから、同居以外の家族も原則禁止とし、やむを得ない場合は、理由を明示して正当な場合のみ派遣可能という形に国として方針を改めるべきです。記者会見当では「同居以外の家族もヘルパー派遣するのは法制度の主旨に反する」と老健局の幹部が述べているのですから、これははっきりさせる義務があると思います。

さて本ケースでも、理由が理由になっていないと思います。利用者本人は「ヘルパー利用はしたくないが娘がヘルパーとして来てくれるんなら利用する」なぜ、ヘルパーとして派遣されなければならないのか理解に苦しみます。どうしても介護が必要なら同居家族が別にいることですから、ヘルパーの家族が、家族として介護を行って、その中で同居の家族に家族として行える介護の必要な知識や技術を教えればよいことだと思います。

しかし現行法の中では、決定的にこれを拒否することはできないのでしょうが、プランニングする場合は、本当にヘルパーとして、家族関係とは一線を引いて介護サービスが提供されるのか、担当ケアマネは充分な監視が必要であり、これは通常のヘルプ派遣以上の労力を要すでしょう。時には、実際のサービス提供場面に訪問することも必要になると思います。また事前に不適切なサービスの場合は介護給付費の不正受給などとして給付費の算定をできないことや、必要な場合は不正の告発があり得る事も充分伝えておくべきかと思います。

しかしそれ以前に、この娘(ヘルパー)には介護保険というものがわずかな年金だけで生活しているお年よりからも保険料をいただいて運営されていること、そしてそれらの方の半数以上が介護サービスを使っていない払うだけの人であることをレクチャーして意見を聞いてみたいですね。

Re: 家族ヘルパーの派遣依頼について

NA6 - 2004/03/31(Wed) 12:40

老健局の幹部の記者会見等の内容に関しては、知りませんでした。
そこまで発言しているのであれば、masaさんの言われるように、はっきりと国の方針として通知して頂きたいです。
そうでないと現場は困ります。
もちろん制度の趣旨を充分ご説明する事がまずすべき事でしょうが、「ああ、なるほど、そうですね」といった方ばかりではありません。
「とにかく、できるのか、できないのか? できるのだったら、やってもらう権利がある」といったような姿勢の利用者さんもおられます。
このような場合に「制度としては可能ですが、私は適切ではないと感じますのでできません」と言い切る勇気は正直ありません。
やっぱり「制度上このようなケースに関しては認められていません」という「印籠」が欲しいです。

Re: 家族ヘルパーの派遣依頼について

masa - 2004/03/31(Wed) 12:59

あくまで新聞報道であり特定の人物が誰かはわかっていませんが、沖縄県での問題が出たとき、厚生労働省の老健局の話として「「家族の介護負担を軽減するのが介護保険の目的」として、家族ヘルパーは原則認められないとしている」というコメントが報道され、沖縄県が家族のヘルパー派遣を別居家族を含めて認めない方針を支持していました。

確かにこれは過去のQ&Aとは矛盾する内容でもありますが、方向性としては正しいと思っています。

Re: 家族ヘルパーの派遣依頼について

猫島 - 2004/03/31(Wed) 13:10

私も老健局の発言は知りませんでした。
「社会全体で支える」という介護保険の精神に反すると思っていますが、しかしながら現行法では出来ないわけではありませんので、masaさんではありませんが、いろいろと考えて実行しています。
具体的には、1、担当家族ヘルパーに面会してどのようなサービスを行っているのか聞く。2、サービス提供責任者にも、ケアマネとして家族ヘルパーには反対であることを告げ、すでに実施されている訪問に対しても変更できそうな状況があれば教えて貰う。3、抜き打ち訪問実施。4.通院介助が含まれている場合には(家族ヘルパーだけではありませんが)毎回その内容を聴取、必要なら介護モジュールを提出して貰う。
などを行っています。
文面から見ると威圧的に感じられる向きもあるかと思いますが、そこは相談面接の援助技術を修練しているんだと思いながら、共にこの制度を良くして行きましょうという雰囲気で対処してるつもりではあります。

ご家族に対しても理解を得てもらえるように頑張っていきましょう。

Re: 家族ヘルパーの派遣依頼について

- 2004/03/31(Wed) 22:22
私一人が杓子定規な人間ではなかったんですね。誰もが考えられる当たり前の事ですよね。制度上だめという印籠が欲しくて保険者に問い合わせた時の失望、知らなかっただけで、あっちでもこっちでもやってました。それでもいやなんです.といってこの仕事から手を引こうかとまで思いました。それともねちっこく、つきまとってやろうかとも。表現は悪いけれど、これは必要なモニタリングだったのですね。もう少しだけがんばれそうです。

別居家族のヘルパー派遣

投稿者tora投稿日2004/08/08(Sun) 09:05

父親の介護を別居の長男がやっており、最近ヘルパーの資格を取ったから、あまっている単位数で支給限度額内で訪問介護をプランに入れて自分(長男)がヘルパーとして訪問したい。と申し入れがありました。すでに、事業所も決まり、そこの責任者も承諾ずみとのことです。利用者は現在、通所介護を週4日、訪問看護1日、福祉用具貸与とサービスをうけており、自宅ではおむつ交換、食事介助を長男がやっています。私の自治体では別居家族の訪問介護は禁止ではなく、規制もなく指導がありませんので、一見、特に問題ないと思いましたが、今回このケースが初めてでしたし、私自身、??と疑問に思ったので、いろいろ調べてみて、こちらのページにたどり着きました。沖縄では禁止されていた事、原則禁止になっていること、他のページでは神戸市では市に別居家族の訪問介護派遣の協議の為の書類を出して認められる事、訪問回数の制限をしている事業所等知りました。家族介護負担軽減の目的にも沿っていない、間接的な現金給付、確かにそう思いました。私がこの話を依頼された時頭の中に???と思ったのはmasaさんのおっしゃる事なのです。私も個人的に反対です。
まして、今回のケースは。私の意見を長男に話をしました。一応理解はしてくれましたが、でも、ダメではないんだろう?と言われてしまい困惑しました。その登録したという事業所に連絡し今回の件について確認しました。その中で『利用者が必要とするサービス依頼にたまたまヘルパーが別居家族であると考えればいいのではないでしょうか?』と言われました。こちらからの質問で他のヘルパーは入るのですかと聞いたら、今後派遣に際しても他のヘルパーは入れず、家族ヘルパーを専属で入れるという事でした。これが『たまたま家族だった』でいいのでしょうか?
自治体が禁止していない、この事業所の考えが上記のようであるため、私は自分の考え、介護保険制度のあり方、本当に利用者にとって必要な家族の訪問介護なのか、事業所と長男の都合でしか考えていないと思うことなど、話をする気もおこらず、そうことでしたら、そちらでケアプランをお願いできますか。と言ってしまいました。本来このまま私が担当してきちんと管理すべきものなのかもしれませんが、あまりにモラルの低すぎる考えに私は付き合っていられません。私のしたい仕事はこんな事ではありません。

Re: 別居家族のヘルパー派遣

とくめい - 2004/08/08(Sun) 13:05

一応合法になってますし、現在でも家族(親族)限定で仕事してる方もたくさんいますが、実際には何もしてないことが多い様で問題になっております。近いうちに規制もしくは禁止になる可能性が高いと思いますが。

現在の制度では一部の自治体を除いて認められてるのですので、堂々とやっていいのではないでしょうか?ただし、誤解を招かない様にしっかりと仕事する必要があるでしょうけど。

Re: 別居家族のヘルパー派遣

tora- 2004/08/08(Sun) 14:18

長男にケアマネの担当が代わってもいいですか。と聞くと、いいよ、別に。との返事がありましたので、明日から、引き継ぎとなりました。
早く、別居家族の訪問も特例にしてほしいです。
他の自治体のように、基準事業所に限るとか、痴呆でどうしても家族ヘルパーでないと対応できないケース等。禁止でなくとも事業所によっては家族ヘルパーは派遣させていない、他のヘルパーも入れる、また、他の利用者の所へも訪問している等、別居家族の利益優先にならないような派遣をしているところもあるようです。少し、落ち込んでいます。。よい、介護保険制度になるように願っています。

Re: 別居家族のヘルパー派遣

masa - 2004/08/08(Sun) 14:29

過去ログに考え方を示していますが、よっぽどヘルパーの人的資源が少なく、別居家族の派遣を禁止する事がサービス利用の制限に繋がるなどの特殊事情がない限り、これは原則禁止とすべきと思っています。

別居家族だろうとも、ヘルパーとして報酬を算定する以上はきちんとした専門的ケアを行う必要があり、それには自ずと家族が行う介護とは一線を画すべきと思いますが、例えば実際の例ですが、担当ケアマネが別居家族のヘルパー提供中の様子を確認するため連絡なしにサービス提供時間に訪問したところ、ヘルパーとして派遣されている別居家族が居間で煙草を吸っていたり、家族とおやつを食べていたなどという不適切事例が数多く報告されています。

そういうことがない場合でも、そのような状況が生まれやすい家族の派遣は禁止されていなくとも適切なケアマネジメントの視点からはできるだけ避けるべきだし、そうしないと国民全体のこの制度への信頼は損なわれて行くでしょう。

厳しい言い方になりますが、どうしても家族でないと介護を受けれないというような利用者側の希望があるなら、それはもう公的サービスを受ける理由にはならず、ご自分の自己負担で制度とは関係なしに利用してください、と言いたいところです。

沖縄県がこのことを原則禁止した事は英断と思いますし、それに対し沖縄県内のケアマネが「家族でないとサービスを受け入れられない利用者もいる」などと反対発言しているのはまったく制度への甘えであると思います。こんな事では誰も保険料を負担したくなくなります。

Re: 別居家族のヘルパー派遣

tora - 2004/08/08(Sun) 15:56

こちらの住居地は東京23区です。すでにヘルパーの数は飽和状態でもあると聞いています。しかも、利用者本人は痴呆でケアしている人も誰だか分からない状況。利用者は希望できるわけもなく。。知り合いのケアマネにも聞いてみたところ、きちんとしたプランを立てて、やはり先の事業所の方と同じ意見で、たまたま派遣したヘルパーが家族であったと解釈している。と言っていました。何人か入っているヘルパーの中にたまたま家族ヘルパーがいる。と言う事とその利用者のために資格をとりひとりにしかサービスを提供しないという今回のケースを、たまたま。。ではないと思います。そんな中で違法でないからといって、私はどんなケアマネジメントをして適切なプランが作れるでしょう?
そんな気持ちからこの仕事もやめてしまいたくなりました。
私はこのやるせない気持ちを断ち切るために、担当を代わる(逃げた。。)という方法をとってしまいましたが。。。
本当に制度への甘え、制度を逆手にとって利用していると思います。私も保険料、払いたくないです。(まだ、払う年齢ではないのですが)ただ、ひとつだけ、この長男は上手に介護をしているんです。だったら本当に家族として報酬をあてにしないでケアしてもらいたかったです。

Re: 別居家族のヘルパー派遣

masa - 2004/08/08(Sun) 17:58

>何人か入っているヘルパーの中にたまたま家族ヘルパーがいる

家族がヘルプに入るデメリットをサービス担当者会議でヘルプ事業所と十分話し合い、そういうことがないようにするのもケアマネジメントの品質の一つと思え、そんな理由は単なる屁理屈にしか過ぎません。

しかし、その事でtoraさん自身が、この仕事を嫌になると言う事はなって欲しくないですね。周りがどのような状況であろうとも、正しいケアマネジメントで、ケアマネの資質を向上させていかないと、いずれこの制度におけるケアマネの権限はどんどん縮小されてしまう恐れがあり、そうならないためにtoraさん自身は頑張っておられると思います。そういう方を応援する仲間はたくさんいますし、何より歴史がいずれ名もなきそれらの先駆者を評価してくれますよ。もういうことを信じ
てモチベーションを維持して行って欲しいと思います。

Re: 別居家族のヘルパー派遣

hiyori - 2004/08/08(Sun) 18:30

masaさんのおっしゃる通りと思います。
家族のみに、特定して行うことは、禁止されているはずです。たまたま入ると言うことは、1日のルートの中に入らざるおえない状態を言うといと思われます。また、ヘルパーの仕事中5割以上は、家族以外の方の介護しなければならない、と言うのがあったはずです。これは、家族を特定してサービスを行ってはいけないと言う事です。
今は、家族介護は、好ましくないとの表現に代わって来ていると思いました。

Re: 別居家族のヘルパー派遣

きいろいとり - 2004/08/10(Tue) 16:59

嫁の立場から正直な気持ちを・・・
義理の両親は二人暮しですが、義母はいわゆる植物状態です。義理の父は嘱託ですが仕事をしており、日中は私、義理の妹、介護保険外の有料家政婦さん(義父の知り合い)らが交代で義母の介護をしています。
義理の妹はヘルパーとして実家に入っています。独身で、以前は実家に居ましたが、わざわざこのためにアパートを借りたようです。もちろん自分の実家なので、時間等のチェックもいい加減だったり、義母の介護といってもこちらが朝に清拭などすればあとは体位交換や経管栄養の見守り程度です。
義父が同居をしたがらないため、義父の食事等の世話も義妹にまかせっきりの状態なので、彼女が報酬をもらう事で(パートタイマーです)気持ちよく行ってくれているのなら・・・とは思います。でも、なんかしっくりきません。
同じ介護をしていながら、嫁というだけで、私は無報酬。
家政婦さんにもいくら払っているのかも判りません。

Re: 別居家族のヘルパー派遣

masa - 2004/08/11(Wed) 08:51

お気持ちはわかるのですが、この問題の本質は家族が同様に介護をしていてヘルパーとして介護している娘には報酬が入り、嫁として介護している家族は無償である、ということではありません。

同居であれ別居であれ、家族がヘルパートして介護の専門職として介護サービスを提供することにおいて、サービス提供を受ける相手が家族である場合、多かれ少なかれ、きいろいとりさん自身が指摘しているように

>自分の実家なので、時間等のチェックもいい加減だったり〜

こういう不適切さが出てくる可能性が高くなるということです。

そうするとこの制度で支払われる報酬は国民の税金と保険料で賄われていますが、そういう不適切な介護サービスにお金を使うために税金や保険料を支払うことを一般の国民が納得できるかということです。

納得できんでしょう。加えて保険料や税金を支払っている方々の大半は現実にこの制度のサービスを利用していない人たちなんです。

そういう方々の信頼を失うような制度運営は制度そのものの崩壊を促す要素になる、ということです。

しかし介護保険制度不要論を唱える人がいることは事実ですが、この制度がなくなり、元の措置費制度に戻るということは、この国の財政事情や少子高齢化の進行を考えたとき、それは非現実的で、この制度を維持、発展させていかない限り日本の福祉制度自体が崩壊しかねない、ということなんです。

Re: 別居家族のヘルパー派遣

兼任CM - 2004/08/11(Wed) 11:36

私もこれまで何件もヘルパーサービスを計画してきました。その中では同様に家族から親族のヘルパー派遣を希望されることもありましたが,いつも同じ回答をしています。
「法的にはできないものではない。しかし推奨されているものでもない。また仮に親族によってヘルパー活動をするのであれば,それはヘルパーというプロとして仕事をしなくてはならない。家族の一員としての介護ではない。それができなければ認められない。また利用者に対してだけのサービスも法的には認められていないので,他の方々にも同様にヘルパーとしてサービス提供するように」という話をします。これで大概のケースは「うちのじいちゃん・ばあちゃんだけってのはダメなのか」と諦めます。それでもどうしても,って言う場合には「その後」を確認し,ルール遵守されていないことが判明した場合には事業所・ヘルパー変更を行ないます(過去に2例ありました)。2例とも親族以外にサービスが入っていないことが明らかになり,かつ事業所もそれを黙認していました。利用者にもルール違反であることを説明して事業所変更しました。
その上でヘルパーとして参加できる体制にあるならばインフォーマルサポートとして参加していただくようにお願いをしました。

やはり私も別居親族のヘルパー派遣には反対します。プロと親族との「線引き」が担保されない以上形を変えた現金給付になると同時に,保険財源の不用意な浪費につながると思うからです。

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