HOME / BBS
通所介護利用者で着替えを拒否するケース
投稿者:白山 投稿日:2003/07/19(Sat)
18:23
通所の入浴で着替え(入浴の前後)がそのままの方が見えます。
近頃 臭いもひどくなり周囲も気にしています。本人はまだまだ大丈夫といい 家庭でも洗濯はしていない様子です。 通所の際はその同じ服装です。痴呆もなく、認知能力も低下はしておらず、本人のプライド・自尊心を傷つけないように声掛けはどのようにすればいいか悩んでいます。経済的のものもあり、1つのものを大切にされています。
声掛け、服装の清潔保持を支援していくにはどうすればいいでしょうか??
Re:
通所介護利用者で着替えを拒否するケース
まこ - 2003/07/19(Sat) 21:02
今のところ、うちにはそんな方はおられませんが、もしいたら、何とか口実を作って(スタッフが汚してしまったとか濡らしてしまったとか言って・・・・)、デイケアに来ている間にお洗濯して乾燥させてこざっぱりして貰うかもしれませんね。これがいい方法かどうかはわかりませんが・・・・。そしてケアマネージャーさんに連絡して、その後の対処をお願いすると思います。
前に、お漏らししたのを隠す方がおられて、明らかに濡れているし、においもするので、着替えましょと言ってもがんとして聞き入れてもらえず、もう遅かったので、そのまま普段どおり帰ってもらったことがあります。連絡帳にもそのことを記載し、また送迎のスタッフが迎えに出た家族にそのことを伝えたところ、「あんた達プロなんだから、プライドを傷つけないようにうまく処理するのが当然でしょう!!」とひどく怒られた事があります。
プロといわれても、本人がわかって隠しているのをどうしようもないよね・・・・と戸惑ったことがあります。
通所の間で汚れたのを換えるのですらこれほど大変なのに、家からの汚れを持ち込まれても・・・・という感じですよね。
Re:
通所介護利用者で着替えを拒否するケース
masa - 2003/07/19(Sat) 21:36
>痴呆もなく、認知能力も低下はしておらず
このような状態像の方に対し、本人のプライドと自尊心を守るためには、本当のことを言わなくて良い、ということではないと思います。言葉は選んでも、伝えるべきことは伝えるべきと思います。まず最初にありきは、我々援助者が、サービス利用者を普通の関係で捉えることではないでしょうか、このような状態をプライドが傷つくからといってオブラートに包んだ対応で向き合わないことが新たな問題を引き起こさないでしょうか。ソーシャルケースワークの原則の一つに「非審判的態度」というのがありますが、そういう指摘を高齢者は受け入れられないという、思い込み、審判をしていないでしょうか。
このケースに私のこのレスが当てはまらない可能性も高いのですが、あえて、もう一つの視点として述べさせていただきました。私なら理解できる、出来ないは別に、現状の問題点を、この方とまず向き合って話してみたいです。
Re:
通所介護利用者で着替えを拒否するケース
二上 浩 - 2003/07/20(Sun) 06:41
masa
さんが言われるように、オブラートに包むことが、審判をしている事だと思います。
やはり、日々の利用者と職員との人間関係作りから始まるのではないでしょうか?
良い関係ができていれば、何かあっても、向き合って話が出来るのではないかと思います。
と、簡単に言いますけど、難しい事だと思います。
皆さん、頑張って下さいね。
Re:
通所介護利用者で着替えを拒否するケース
まこ - 2003/07/20(Sun) 09:47
オブラートに包む事がそんなに悪いことでしょうか?
私達でも失敗した事を面と向かって言われたら恥ずかしいし、気まずいじゃないですか・・・。
清潔が保てない、粗相してしまったなどという事を面と向って言われたらどう感じるでしょう。
みんなから少し離れたところでこっそり告げられて、私とあなただけだから、みんなには内緒だから大丈夫よというのが通じるのは、普通の思考回路ができる方だけだと思います。
完全に痴呆で認知能力がなくなっている方でないかぎり、特にまだらボケぐらいの方は、羞恥心は人一倍持っておられます。呆けてきているんじゃないかという恐怖心から、人と違うと言われる事を極端に気にしておられます。そういうときにオブラートに包んで伝えてあげるのはそう悪いことではない様に思うのですが、いかがでしょうか?
Re:
通所介護利用者で着替えを拒否するケース
masa - 2003/07/20(Sun) 10:38
高齢者福祉サービスの現場で、援助者と被援助者との間では、専門的知識や情報量が圧倒的に違うため「非審判的態度」をとるのは難しいことですが、「高齢者だから」「障害者だから」という前提で援助を進めること自体、非審判的態度ではないという問題があります。ケースワークの原則は、それだけでなく、個別化や自己決定等、様々な要素がありますので、援助過程においては、それらの技術や知識を総動員することとなりますが、「オブラートにくるむ」という表現が誤解されて理解されているようですが、その意味は、問題の本質を本人に知らせることをしないで、解決を図ろうとする、という意味であり、援助過程で羞恥心に配慮したり、他者から聞かれない場所でそっとそのことに触れることを否定するものではありません。そういう技術を使いながら、今あなたが抱えている問題は何なのか、という問いかけ(必ずしも言語的方法を指すものでありません)が必要になってくる場面は数ある、ということです。
そのような配慮は当然必要な事ながら、問題の本質部分を理解できないという前提で、援助過程を進めるのは違っている、ということです。隠している問題をずばり、これが悪い、と告げることではありませんよ。なぜ隠そうとするのか、なぜ濡れたままの着物を着てしまうのか羞恥心も含めた本人理解をして、そのことを充分噛締める事が前提にあります。それが「受容」の過程です。そういうソーシャルケースワークの基礎原理を理解して、特にバイスティックの7原則を理解して援助を進めることも必要と思います。
それと援助者としては、自己覚知、自らが何に対しどのように感じ、どのように反応する傾向にあるか、という理解も必要と思います。
Re:
通所介護利用者で着替えを拒否するケース
しん - 2003/07/20(Sun) 19:12
通所サービス7年間の経験からいうと、自分は
まこさんのアプローチに賛成です。
masaさんのおっしゃることもわかるのですが、
逆に問いたいのですが、痴呆のない方が、その人なりの生活スタイルとして、洗濯せずにいるという選択を、こちら側の都合で問題と捉えることの方が、審判的態度をとっていることにはならないのでしょうか?
Re:
通所介護利用者で着替えを拒否するケース
兼任CM - 2003/07/20(Sun)
22:02
masaさんが言われていることは「汚れていることを無視しろ」とか「汚れていることを気にしていない利用者自身をそのまま放置しろ」といっているのではないのです。何らかの理由があってそのような生活スタイルをとっているということをまず認め,その事実を受け止めた上で,そのような生活スタイルを採っている理由を探っていき,そこに必要ならば支援を加えていこう,というアプローチを求めています。このアプローチの仕方がバイステックの7原則にいう「受容」の原則や「非審判的態度」の原則に該当します。このことを理解した上でTPOを考えた対応をしていくことになると思います。「罪を憎んで人を憎まず。なぜ人は罪を犯してしまったのかの背景を探る」この考えが大切です,とSWは言いたいのです。
Re:
通所介護利用者で着替えを拒否するケース
masa - 2003/07/21(Mon) 08:05
兼任CMさんがフォローしてくださいましたとおり、洗濯しないということを放置するものではありません。当然、まこさんが示してくださった具体的な対応を方法として選択することは大いに有効である、と理解した上で、問題の本質を相手に示さない方法のみで問題解決を図る方法がすべてではない、場合によっては本人と生活課題について真正面から向き合ってはなすことが必要で、まず対人援助の方法としては、それが原則と思いますよ、という意味です。そして高齢者のサービスに携わっている私を含めた多くの方々が陥りやすいことは、認知の低下や、痴呆というものを知りすぎているため、利用者がすべてそのことを真正面から受け止められない存在である、と思い込むことだと感じるのです。
Re:
通所介護利用者で着替えを拒否するケース
白山 - 2003/07/21(Mon) 17:53
ありがとうございます。
しかし、難しいですね・・ みなさんのそれぞれのご意見を参考にし、
対人関係が冷めないように気をつけていきます。
masaさんの言われた、場合によっては本人と生活課題について真正面から向き合ってはなすことが必要で
基本はこのことですね。念頭に入れて援助過程を大切に、利用者さんも
心地よく日常生活をおくるれるようにしたいものです。
兼任CM さんの言われたTPOとSWはどのような意味なのですか?
度々申し訳ございません。よろしくお願い致します。
Re:
通所介護利用者で着替えを拒否するケース
masa - 2003/07/22(Tue) 08:51
TPO(Time,Place,Occasion)→時、場所、場合、という意味です。
SW、ソーシャルワーカーあるいはソーシャルケースワークという意味と思います。
過去ログ検索画面に戻る
|