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ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

投稿者masa 投稿日:2003/08/03(Sun) 06:24

日本医科大学・竹内 孝仁氏の講演から、

介護保険施行以来、ケアマネジメントに関して一貫して指摘されているのは「質の向上」の問題である。つまりケアマネージャーの質が低いという問題。これはすべてのケアマネという意味ではないが、一般市民の声は「当たり外れが多く、外れりゃどうにもならん」というもの。

この原因として、@職種がまだ若く方法論が確立していない為何をして良いかわからないという人が多い A養成していない、という問題である。
A
に関しては、ケアマネ試験が資格テストではなく、記憶力テストになってしまっており、さらに実務研修も単にツールの紹介ということで終わっており、ケアマネジメントそのものを全く教えていないため資格試験に合格した者も、裸で現場に放り出される状態である。

以上の認識が示されました。私もこの部分では大いに賛同しますが、その解決策として竹内氏は1.本質の勉強、2.職能集団を作る、3.認定ケアマネ資格を作り現場のケアマネが現在「味噌もくそも一緒」の状態から「味噌とくそを分けて、市民に知らせる」

といっています。1.2.は納得できます。3が問題です。

認定ケアマネは日本ケアマネジメント学会が認定します。日本ケアマネジメント学会はすでに設立されていますが、これは831日に設立する「全国介護支援専門員連絡協議会」に付属する学術会議に位置付けられるのでしょう。つまり日本看護協会の看護学会にあたるものですね。

さてこの学会が、ケアマネの中からさらに試験を行って知識と技術を備えた者に「認定ケアマネ」資格を与えるというものですが、これが現場のケアマネの質の向上の決定打になるかは大いに疑問です。なぜなら認定ケアマネ試験を受けれるのは、日本ケアマネジメント学会の会員に限られ、しかも今年度の要綱によると居宅のケアマネに限られ、施設ケアマネは除かれています。非常に限定的ですね。日本ケアマネジメント学会自体の認知も怪しい今日、この認定ケアマネが市民に浸透するかは疑問です。私はそういう疑問のほかに、この方法自体に反対です。なぜなら、

国が質向上のためケアマネジメントリーダーというのを別に作っています。しかしその実態は昨年度、このリーダー研修の受講に際しては市町村割り当て、という乱暴な方法で行い、しかもリーダー研修さえ受ければすべてケアマネジメントリーダーと認められるというお粗末なものでした。結果、リーダーとして素養も知識もない者も出てきている。何のためのリーダーか?それに加え認定ケアマネ、これは試験があるため、ある程度選抜できるわけですが、前述したように対象が極めて限定的、これに対抗して、ケアマネジメント学会に加入しない集団、例えば医療系の既存の組織などが別にケアマネの質の評価の資格を作ったとしたら、どうなるでしょう。

ケアマネという有資格者がいるのに、さらにケアマネジメントリーダーがいて、認定ケアマネがいて、他組織の別資格者もいる、何が何だかわからなくなりますね。資格者の上にさらに資格をつけるなんてことはナンセンスです。それより質の向上を目指すなら原点に返って資格取得の方法と実務研修のあり方そのものを見直すべきです。

受験に必要な実務経験は今の5年は長すぎます。3年で良しとし、そのかわり、筆記試験の合格基準を引き上げ、内容も事例による出題も加え単に記憶力だけでは合格できないようにし、さらにこの筆記試験を1次試験にし、現行の実務研修をツールの紹介ではなく、ケアマネジメントの方法論に改め期間も延ばし、最終日にケアマネジメントの方法論としての2次試験を行い最終的に資格を付与すること。このほうが質の向上には有効ではないのでしょうか。

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

二上 浩 - 2003/08/03(Sun) 06:37

味噌くそは大胆な表現ですね。
くその方には、味噌の方を見て、謙虚に学ぶ姿勢が必要なのではないでしょうか?
近くに味噌がいなかったら、どうしよう???

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

ケアマネッコ - 2003/08/03(Sun) 10:01

>原点に返って資格取得の方法と実務研修のあり方そのものを見直すべきです

これが、介護保険スタートから始まって3年後の結果なんでしょうか。
様々なサービス提供をしながら必死に走りつづけたこの3年間は
ケアマネにとって何だったのでしょう。
そして、そのケアマネを使っている事業者の方々は未だに収支の
ことしか頭にないようです。
それも大事なことですが、もっと福祉の事業として事業主の資質
も問われてもいいと思います!

私が個人的に思うのはこの介護保険のシステムの見直しと更なる
事業主の資質の向上が先決のように感じます。

ケアマネばかりが資質向上しても、その上で使っている事業主
が収支にこだわりつづけていたら、いかほどケアマネの意見や行動
にも耳をかさず、うるさいケアマネはいらないということで、
排除されかねないと思うのです。

事業主の考えに逆らうよう行動すればいられなくなるわけで、その
結果、資質向上していても見ざる言わざる聞かざるという心と行動
の違いがケアマネのストレスになっていくように思います。

実際にそういう施設もありますから。そういうところのケアマネは責任は持たされていい位置にいられても、実際には上司の言葉とおりに動かねばならないといったことが多いのです。

ケアマネの資質向上には反対しませんが、それ以前にやらねばもと
の木阿弥状態となると思うのです。

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

masa - 2003/08/03(Sun) 10:23

現場で日々ご苦労され頑張って成果をあげている介護支援専門員の皆さんにとっては納得できないこともあろうかと思いますが、直接利用者と関わるケアマネが実際困難ケースでなくとも適切な援助が出来ないため苦情につながっているケースは沢山あり、またケアマネジメントの視点のない単なるケアプランナーである担当者が多いことも事実で、この制度が介護支援専門員がマネジメントすることを中心に(すべてではありませんが)サービス提供される仕組みであることを考えると、まず第1義的には
@
ニーズを捉えたアセスメントが出来るAニーズに沿ったケアプランを立てられるBサービス提供におけるケア内容の指示が出来るCモニタリングが出来るDそれらの基礎となる知識がある、

これは必要不可欠なことでそのレベルまで引き上げるのが前提となると思います。

事業主の資質の向上、倫理観は当然必要で同じく指導監視される必要がありますが、まず現場のすべてのケアマネがそのことも発言できる素養を身に付け、市民から信頼され「当たり外れが大きい」なんてことを言われない職種にしていくことは重要であろうと思います。

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

福生のケアマネくん - 2003/08/03(Sun) 12:14

masaさんが言われているように、限定的で認定者やリーダーなど乱立し、本質的向上への解決には至るとは、思えません。
 かなり、都道府県のケアマネ協議会等とタイアップし、これを目指してるようです。先日、東京都介護支援専門員研究協議会がNPO法人化をするための資料が着まして、一緒にケアマネジメント学会の認定要件の資料も同封されていました。手元には今ないのですが、確か2年の会員期間と都道府県級のケアマネ協議会等に加入して証明書ももらわないといけないと、書いて有りました。限定されちゃうんですよね、だいぶ。

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

ケアマネッコ - 2003/08/03(Sun) 16:57

>東京都介護支援専門員研究協議会がNPO法人化をするための資料が着まして・・・

福生CMさんへ>

私のところにも来ました。今度NPOになるとのことですが、出席してこようと思っています。
この研究協議会も各都道府県にあるようですが、なぜNPOなのか
も聞いてみたいと思っています。

認定ケアマネの要旨も今ひとつ基準になるものがはっきりしていな
くて、ただ年期が入って、実働をしていればいいのかな?という
素朴な疑問もあります。
それはケアマネにかかわらず、ヘルパー責任者と言われるコーディ
ネーターさん方にも当てはまるように思いました。

昨日、江東店に応援に行きましたが、そこでも同じ事務所内での
ケアマネさんとヘルパー責任者との確執を聞かされ、やはりケア
プランにまで口出しして、自分達ヘルパーの考えでサービスを
増減しているというのです。

これは、ケアマネにとってはとてもやりずらいことでしょうし、
立場上ヘルパー責任者がやるべきことではないように思います。
ケアマネが様々な場所で板ばさみ状態ではスーパーバイザーとして
育つ認定ケアマネの役目はどうなるのでしょうね。

ヘルパー責任者自身がケアマネージャーの職務の理解をしていない
ということだと思います。このような事業所はもっと今後も増えて
いくように思いました。

ヘルパー責任者及びケアマネ及び事業者は全てに介護保険のノウハ
ウを勉強しないといけない深い問題があるのではないでしょうか。

マネジメントリーダーは即戦力で動いてる方だと思いますが、その
ケアマネさんにケアマネのスーパーバイザーとして若葉マークCM
に指示指導できる余裕ってあるのでしょうか。
現状では厳しくはないでしょうか。ケアマネの情報キャッチやその
マネジメントできる能力はケアマネだけの勤勉努力だけでいいの
でしょうか。

全てを交えてサービス提供が成り立つこの世界で主体がケアマネ
だけとは思えないのは私だけでしょうか。

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

chisato - 2003/08/03(Sun) 20:49

<実務者研修について>
今年度より研修内容が変更になります。平成15年7月10日付けで「介護支援専門員養成研修事業の実施について」の一部改正についてがでています。アセスメントツールの紹介はなくなりました。また、認定調査員を養成するような制度説明ではなく、あくまでも介護支援専門員の視点としての認定調査についての説明になるようです。詳細は書類をご確認ください。
<都道府県のNPO法人化について>
研修実施要綱の2、実施主体にもともと都道府県は研修を法人に委託できる。とされています。今回の変更された実施要綱ではすべて研修主体の表記が「都道府県等」に統一されています。今、全国でケアマネ協議会のNPO化がすすんでいますが、実務者研修、現任研修を法人に委託していく方向だと思います。法人受託を開始するにあたり、青森県協議会では自分たちの仲間?後輩?を自分達で育てていこう!と考えているようです。また、法人で受託しないにしても今後は研修の講師を協議会から推薦になるかも・・・とのことです。
<実務者研修プログラムについて>
先日、日本社会福祉士会の研修会で改正プログラムの指導者養成研修に行って実際に演習をしてきました。今回の改正には社会福祉士会が関わっているようです。で、10月に都道府県実務研修担当者研修を前に実際に私たちが総練習?って感じで受けてきました。長寿社会開発センターによる「介護支援専門員実務研修カリキュラム等検討委員会報告書」が参考になるようです。ただ、今回の研修は「報告書」を元に加筆してあり、また、今回の実際の講義・演習の展開などから変更されるようです。講師の社会福祉士会ケアマネジメント委員会からは今回受講した内容を今度は私たちが講師もしくは演習時のアシスタントとして指導するとのことでした。
うまく説明できずすみません。

<補足>
講師の見平先生に・・・「私たちが各県で伝える」って言われても・・・「先生のようなオーラも出ていないし・・・」と言ってしまいました・・・。うまくいえないけれど、結局、どんなに合格ラインをあげても・・・。何ちゃってケアマネは減るでしょうが・・・。新任ケアマネには利用者の権利擁護を伝えていくのが大切で・・・それを講義で伝えるには講師の力量におうところが大きいかと・・・。人間性でしょうか?ソーシャルワーカーに一番必要なことを根付かせていくのが大変なのでは?と考えていますが・・・。実は、BOBさんには受講後にお会いしてレジメを元にご説明しましたが・・・果たしてうまく説明できたかについてはかなり不安です。

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

兼任CM - 2003/08/04(Mon) 09:06

「認定ケアマネ」の件については私もmasaさん同様に反対の立場を取ります。今現場が必要としているのは頭でっかちのケアマネではなく、いっしょに考え行動してくれるスーパーバイザーです。そのためのケアマネジメントリーダーですが、その実態についてもmasaさんが言われているとおりの状況が長野件だけではなく全国的に見られているようです。私も今年度のケアマネリーダー養成に関わる一員として、「実際に行動できるリーダー養成」を主目的とした養成活動を行なっていく責任を痛感しています。
また、今年度から試験合格者に対する実務講習の内容も大幅に改良され、アセスメントツールの使用方法に対する講義や演習がなくなります。その分「アセスメントの質」を重視した内容に変更となり、ケアマネジメントの質の向上に向けていこうと歩みだしています。この流れを現任者にも結び付けていこうとする動きもあります。これらの動きが成果を上げるまでにはもう少しの時間が必要になってくるとは思いますが、よい携行に向かいつつあるのではないかと思います。

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

Mr.M - 2003/08/04(Mon) 12:54

3.認定ケアマネ資格を作り現場のケアマネが現在「味噌もくそも一緒」の状態から「味噌とくそを分けて、市民に知らせる」

竹内さんは「切り捨て論」なんですか?。
切り捨てられた人は、アンダーグランドで活動するのでしょうか。
そんなことしたら「困難ケース」切り捨てなんて事にもなりかねない(そんなことないか)。ケアマネジメントリーダーが切り捨てられた人を拾い上げていくそう言う風になるのか?
当事業所の相方は当地のケアマネジメントリーダーです。町内に限らず相談があった場合や糞詰まってしまっているような場面を見かけた場合、一定期間は一緒に行動してます。こういう活動をしていると「在介2名(現在地域型といわれる所に関わることが多いので)だった旧体制の良さを実感してもらえる」といっています。

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

masa - 2003/08/04(Mon) 15:08

皆さんの大変貴重なご意見と情報に感謝です。

新たな実務研修の成果に期待といったところです。

ところで誤解の無いように付け加えると、私はケアマネの受験資格の改正が次期制度改正の主題とは思いませんが、認定ケアマネのような有資格者への上位資格を作ることよりは、そういうものを作らなくても質が保てる方向を模索すべきということです。その中で、私のかねての主張は受験資格に必要な実務が5年というのは長すぎるので、これを何とか短くしてほしい、その上で短くしたからといって質が下がったということにならぬよう資格審査はもっとレベルを上げて厳格に、と考えています。良い資質の持った方は、より早く現場のケアマネとして活躍されて良い、というのが一番の主張です。

それとMr.M さん
>竹内さんは「切り捨て論」なんですか?。

今回の講演内容をどのような角度から分析しても、少なくとも竹内氏個人ということで無く日本ケアマネジメント学会そのものは、切り捨て論です。

それは、認定ケアマネは、名詞にそれを記載してもらい、市民に広く公開していく、という姿勢にも現れていると思います。つまりこの学会の承認した認定ケアマネは質がいいけれど、それ以外はどうかわかりませんよと主張しているようなものですから。

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

Mr.M - 2003/08/04(Mon) 16:34

ついでにと言っちゃマズイでしょうが、8月31日に行われるのは、全国介護支援専門員連絡協会設立「記念」総会だそうです。
ケアマネ板にも少し書きましたが、6月20日に設立総会が名古屋市で行われています。31日にあげられる第1号議案の中に「規約(案)」があるのですが、「職能団体として(仮称)日本介護支援専門員協会の設立準備の検討」があります。イマイチ分かりづらいんですが「日本ケアマネジメント学会」との関係・位置づけがどのようになっているのかは「20日分の議事録」を見ても見えてきません。設立の働きかけは学会の方からのようですが・・。
masa
さんがNO.4348書かれていることを踏まえると「連絡協議会」「協会」「学会」が共生し合うということになるのでしょうが、私には先が見えてこない。

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

魔子 - 2003/08/04(Mon) 19:41

難しいことはよくわかりませんが・・・・。
今日、2件すごいケアマネさんと遭遇しました。
まず一件目は、通所リハビリテーションの個別リハビリ加算の1と2はどう違うのですか?、そちらの施設で決めておられる基準があるなら教えてください・・・・と言うものでした。一瞬何を聞いているのかわからずにえっと聞き返してしまいました。
もう一件は、家族が入院希望で相談に来られたのですが、痴呆による徘徊につきあっていて家族が負担になってるので、入院させて欲しいというものでした。特に病気があるわけではなく、痴呆でトイレの場所がわからなくなってウロウロするだけなので、ケアマネさんに相談してショートスティなどを探してもらったら?といったら、ケアマネさんはそんなことは自分で探すように言われたとのこと・・・・。
どちらも違うケアマネさんのことなのですが、なんだかあきれてものが言えませんでした。
すごくいろいろなことを知っていて、良く勉強されているなというケアマネさんがいる一方、今回のような方もいます。ちなみに新人さんではなく、以前からずっとケアマネされている方です。
全体の質を上げるような方策を考えないと、どんな付加価値を資格につけても同じではないでしょうか?

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

如庵 - 2003/08/04(Mon) 23:08

ふと思ったのは、竹内さんご自身が実際に現場で50件のケースを受け持ってケアプランを作成したとして、私たちと「利用者の満足度」「サービス利用の効果」で勝負した場合、どちらが勝つのかな? なんて・・・。

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

Mr.M - 2003/08/04(Mon) 23:26

言わずもがなでしょうが、ちょっと検証する価値があるかもしれませんね。学術的にケアマネジメントの第一線をいっている方ですので間違いなく「適切」にこなされるでしょう。・・・多分。難しい問題ですね。でも・・結構やられるんじゃ・・。一つ言えるのは、自転車での家庭訪問は酷でしょう。
ごめんなさん。変なレスになってしまいました。

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

ぺーぱーCM - 2003/08/05(Tue) 07:44

実務研修ではほとんど資料の棒読みでした。

ただアセスメントの練習は役に立ちましたし、資料は悪くないと思います。

介護保険の構造の理解が多く、アセスメントの部分が少ないように思います。

実務の講師は優秀な方が結構いらっしゃいました。

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

二上 浩 - 2003/08/05(Tue) 08:07

一言だけお願いしたいのですが、地域福祉(医療・保健)に関する色々な全国組織がありますが、協働して、有効な、地域で連携できる体制を作って言っていただきたいと思っています。
まだまだ、実践方法を検討する余地が、大きく残っていると思います。
縦割りの組織の連携でその無駄を省いて、素晴らしい地域ネットワークが出来ることを望んでいます。

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

みゆぱぱ - 2003/08/05(Tue) 12:55

認定ケアマネだけでなく、全国的にケアマネリーダーってのは計画されていますよね。横浜市でも各区一名ずつのケアマネジメントリーダー(モデル実施)というのがあり、その名簿を見ると、ほとんどが医師会の訪問看護ステーションの管理者だったりするんですね。でも市の福祉局の企画(?)です。結局企画倒れ状態らしく、区役所(福祉保険センター、基幹型在介支)にケアマネ相談TELをおくようになってますが、決まった担当者はいないと言う話です。

実際、個別のケースで「どこに相談しよう?」って場合に相談できる機関(人)がいると助かりますがね。名誉職としての資格ならいらないですよね。

以前どっかのケアマネリーダー構想で「福祉に関する論文3個以上」とかって基準を目にしたことがあるんですが、学者を育てたいのでしょう。

介護保険法といった法律なんですから、弁護士さんにもそのケアマネリーダーの構想には加わってもらいたいと切に願ってます。
とかく銭金関係のトラブルが多い老人介護問題ですから、弁護士、会計士、税理士等々、福祉とはちょっと世界の違う分野にも相談できるネットワークがあったらいいですね。

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

masa - 2003/08/05(Tue) 15:35

叙庵さん、竹内先生がおしゃられていることの多くは正論だと思います。そして各地の研修会でいろいろなケースを示されておいでですが、参考になる視点も多いです。しかしケースの成功例があまりにも理想的に展開しているので(例えば、在宅痴呆独居のケースに近隣住民がケアマネの働きかけで簡単に協力体制をとってくれるとか、食生活の改善による症状の好転が即現れてくるような)

現場では必ずしもこういうふうに進行しないよなア〜、そしてそれはケアマネの力量とは違った面で考えなければならんこともあるよなア〜、と思う点も多くあります。現場での困難ケースの扱いは現場で経験した初めて実感できる部分も多いと思います。

またMr.M さん、全国介護支援専門員連絡協会と日本ケアマネジメント学会の関係は上でも少し述べたんですが、日本ケアマネジメント学会のほうが先に設立されてはいても、その前提には職能団体としての中心組織として全国介護支援専門員連絡協会を作るということがあり、学会は全国介護支援専門員連絡協会の研究機関としての学術会議という位置付けになると思います。ある意味では学術会議も持たない職能団体は世間から(国も含めて)の評価が低い、という認識もあるのではないでしょうか。

ですから将来的には全国介護支援専門員連絡協会が組織として成長、拡大していくのであればケアマネジメント学会以外の学術会議、例えば在宅アセスメント学会とか別の学会が付随されるかもしれません。

Re: ケアマネ研修会情報〜ケアマネジメントの質

れんげそう - 2003/08/06(Wed) 00:53

ご存知の方もいるかもしれませんが、臨床心理士の国家試験受験資格に教育学部系大学院(修士課程)卒とする時にいろいろと議論があがりました。民間資格が横行する中、安易なカウンセリングがやっかいな問題をもたらしていることを憂えた医療・教育関係者の英知により実現しました。

このスレッドを見ながら、確かにMASAさんのいうように「上部資格を創設するより〜」とも思いますし、その一方でスーパーバイズできる人材育成の機会が必要ではないかと感じています ペーパー試験でクリアすることがよいのではなく 先にあげたように例えば福祉学部系大学院卒(通信もありますし)としてその教育機関できちんと理論・演習をつんで・・・ということもあってもいいかなと思っています

お勉強は好きでは有りませんが、前にも書きましたが、視点として「リハビリテーション医」のように機能障害・能力障害・社会的不利の障害をいかに介護サービスというチームワークで軽減させていくかその統制をはかる役割を演じつつ、力働学的な視点も持ち合わせてマネジメントしていく・・・こう書いたら格好よすぎるかもしれないけど、結構高度なこと要求されているんじゃないかなって思っています
無論そんなこと書いてはみるけど 書いてる本人の理解力もいまいちだし・・・
(やってる割には厚生労働省は単価的には認めてくれないもの辛いし・・)

まだ緒についたばかりですね 
ケアマネ研修会情報2〜日本と英国のケアマネジメントの違い

投稿者masa 投稿日:2003/08/03(Sun) 07:06

英国のケアマネジメントにおいて日本との1番の違いは、個人のプライド、個人の考え方をまず優先するということが誰に言われなくても身についている常識であるという点。だからサービス事業所の都合に合わせるというようなことはないし、施設に入所しても、個人のライフスタイルが施設の日課に優先する、ということ。

もう一つの大きな違いは、英国の場合、社会福祉は国策として広がったのではなく慈善事業が中心になって広がってきたという歴史もあり、ケアマネジメントもフォーマルなサービス、制度をまず利用する、というものではなく、インフォーマルな支援やボランティアの活用が常に視界に入っている。

これは日本の現行の現場のケアマネが介護保険制度のみの活用しか視野に入らず、利用者支援においてきわめて限定的で画一サービスしかプランニングできないケアマネが多いのとは対照的である。ということを教えていただきました。

特に質との絡みでいえば、私自身、地域のケアマネを見て感じているのは、地域の社会資源を知らないケアマネが実に多いということです。地域福祉権利擁護事業など居宅生活を支えるのに必要であろうと思える基礎的な知識さえ持っていないケアマネがいます。それと所属する施設や事業に関しては良くわかっていても、同じ制度の中にある他のサービスの位置付け、内容に関する知識不足の方もいます。地域のサービス資源を知って、保険制度以外のサービスも視野に入れることは特に困難ケースには重要なことなんですが、この辺は今後も課題となっていくでしょう。

Re: ケアマネ研修会情報2〜日本と英国のケアマネジメントの違い

ケアマネッコ - 2003/08/03(Sun) 10:14

>インフォーマルな支援やボランティアの活用が常に視界に入っている。

当然社会が違い、考えや歴史の違いがはっきりと浮き出ていますね。まず、日本では介護保険導入から儲けることを重視してきた社会企業参入との大きなギャップが出ています。勿論、海外でも同じように事業者が参入されていますでしょうけど、その事業者の資質
は、はやりクリスチャン系などで培われたボランティア精神が根底に
あるからこその事業だと思うのです。

こういうことがあります。日本でも最近動物愛護に関心が深まり、
溝に落ちた子犬や鉄塔から降りられない子猫を総動員して救助する
という事件をメディアで流したりしていますよね、これは本来昔の
日本の国(チョンマゲ?時代)では考えられなかったことです。

動物はあくまでも家畜同様であり、人間と共存しているもので
はなく人間様のお役に立つ生きとして飼われてきた結果でしょう。
その根底には心のあり方が違うと思います。

ボラ的資源をしらないケアマネもいると思いますが、しかし、抱え込みしなければ儲けにつながらないと言う事業者の方針からボラの
存在よりも自主介護事業へとサービスをつなげるケアマネが多い
ことも事実ですし、そのかかえこみにより事業を伸ばしているのも
この介護保険を利用している各企業事業主の実態であると思います。

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