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入浴介助の手袋の必要性について

投稿者ナース 投稿日2005/05/15(Sun) 21:12

障害者福祉施設で働く看護師です。先日B型肝炎キャリアの方の入浴介助について、施設内で会議があり、感染予防のため介助時には、ディスポ手袋・エプロン・長靴を着用することに決定しました。私の概念では、血液感染であり出血がないかぎりそこまでの必要性はないと思い、反対しまたが、老人施設等で働いた経験の在る方は、すべての入浴介助に手袋や、エプロンを使用するのはあたりまえだと、意見していました。どこまで必要性があるのかどなたか教えていただけませんか。

Re: 入浴介助の手袋の必要性について

masa - 2005/05/16(Mon) 08:48

過剰対応ですね。知識の不足が主な原因と思えます。

B
型肝炎ウィルス、C型肝炎ウィルスは、主に血液の中に出てきますので、血液を介して感染します(経皮感染・血液媒介型感染)。血液に直接触れないようにする予防が必要ですし、また、分泌物や排泄物にも血液が混じっている恐れがありますので、予防的に血液と同じ扱いをすることが必要です。

つまり逆を言えば、血液が付着しない限り感染しないということです。(血液や体液などが傷口に入らなければ、感染することはありませんし、仮にお風呂の中で出血しても、大量の出血でなければ問題ありません。)

万が一、血液が付着した場合においても、手指に傷がない健康な手指であれば直ちに流水で十分に水洗いすれば、問題はありません。

過剰な恐怖感をあおらず、血液を付着させないための予防策を職員の皆様でご検討いただくとよろしいかと思います。

一番大事なことはケアする前後の手洗いを励行することを習慣化することです。

また、食器など区別する必要はありませんが、髭剃りや歯ブラシなど血液が付着する可能性のあるものは、共有せずに、個人使用にしましょう。

あらかじめ感染者の血液や分泌物に直接触れることがわかっている場合は、ゴム手袋を付けましょう。

なお

>老人施設等で働いた経験の在る方は、すべての入浴介助に手袋や、エプロンを使用するのはあたりまえだと

入浴介助の際の、エプロンや長靴は感染予防のためでなく濡れないためが主な目的でしょう。それが証拠に一人ひとりで変えていませんよ。手袋は当たり前ではありません、アブノーマルでしょう。

Re: 入浴介助の手袋の必要性について

端午 - 2005/05/16(Mon) 21:50

>手指に傷がない健康な手指であれば

手洗いが多く、ヒドイ手荒れの職員も珍しくありませんが。
素手でやるのが優しそうという感情論に流されず、根拠を基にした職員の防衛もきちんとするべきだと思います。

Re: 入浴介助の手袋の必要性について

さっちゃん - 2005/05/16(Mon) 22:10

介護現場から申し上げます^^
入浴洗身介助はほぼ出勤日毎日やっております。
午前中2時間くらいかかりますのでその時間 ずっとボディシャンプー・シャンプーに
自分の手は浸かりっぱなし状態です。体の汚れと脂肪分をとるための薬剤に両手を浸けて
自分の手をタワシにしているようなものです。

手あれは回復しないまま・・・翌日の入浴介助に進みます。感染対策も大切な考えですが、介護職の身を守る策のひとつでもあるんですよ、手袋使用。
ちなみに私はプラスッチックのディスポタイプを常用しております。
また介護職の手も、目に見えないような小さな傷が知らないうちにできていたりいたします。


特別な入浴への感染対策必要なしということで 順不同にゲストが入浴されてくることもありますので、できればプラ手使用はお勧めいたしますけどね・・・。

Re: 入浴介助の手袋の必要性について

masa - 2005/05/17(Tue) 08:44

もちろんご指摘のように手あれや目に見えないような小さな傷への対応として手袋を使用することは否定しませんし、別に端午さんが指摘されるように感情論でレスをつけているわけではありません。

ただ、ご質問の内容をよく考えていただきたいのですが、この質問は障害者福祉施設のある特定のB型肝炎キャリアの方の入浴介助についての特別な方法が必要かというものですよ。

そうすると上記のように、感染対策としての完全防備は過剰対応であると思います。

また知識として感染症とは、感染原因、経路、対策など基礎知識がないまま老人福祉施設では当たり前の対応ということのみで経験則のみでの対応がすすめば過剰対応による差別が生まれる恐れがあることを留意すべきです。

現につい最近もこの板で議論がありましたがMRSA保菌者の方へのサービス提供拒否、という問題が現場で発生しています。感染症に対する基礎知識がかけている中での過剰防衛はそういったゆがみや差別の原因になるという恐れも意識しないといけません。

本ケースのように施設内で特定の個人への対応をする場合、他の利用者からその方がどのよに見られるかも含めて、正しい感染予防としての対応を考えていただければと思います。

その議論の中で、さっちゃんの言うような理由でディスポを使用するという結論に至ることはやぶさかでないし、そういう過程を経てこそ利用者本人や他の利用者、職員へきちんと説明できるものであると思います。多数決の問題ではないと思いますので。

Re: 入浴介助の手袋の必要性について

雪林檎 - 2005/05/17(Tue) 18:58

ちょっびり、横はいりします
>MRSA
保菌者の方へのサービス提供拒否
その後お隣の町の施設なのですが、勉強会を施設で開き引き続きサービス利用になりました。
 現場にいる看護職員を納得させるのには時間がかかり、かかりつけ医や各医療機関での医師・看護師の意見もさまざまでありますが。
 今回、施設の勉強会の参考資料にとお節介婆ながら資料提供にと
http://kaigo-club.com/index.html
の資料を参考にしました。

施設にもよるのでしょうが、看護師がどんなに口でいっても(教科書をコピーしても)効果ないのにHPで調べたということですんなり納得したりなんかして。

 皆さんの施設ではこんなに「肝炎」が重要視されているのであれば職員の感染していないかの検査やワクチン投与なども積極的に行っているのでしょうか?
 当施設では「B型肝炎・C型肝炎」の感染の有無を毎年検査していますが、手袋着用していない入浴方法で職員の感染はいません。(TPTHHCVHBVも毎日利用していますよ。治療が必要な方は在宅にはいないので施設とは違うのかもしれませんが)

Re: 入浴介助の手袋の必要性について

小型指導員 - 2005/05/17(Tue) 19:20

さっちゃんさんがおっしゃる通り、介護職自身の健康上の理由は考慮すべきかと思います。当施設でも将来有望な若手職員がアトピー性皮膚炎の悪化で退職するという残念なことが過去にありました。

ただ、「すべての入浴介助に手袋は当たり前」と断定するのは、あまりにも極論ですね。私自身、以前は週4回入浴介助を行なっていましたが、怪我をした時以外は手袋なんてしていませんでした。手袋の弊害としては、お湯の温度がわかりにくいという点があります。うっかりして熱湯や冷水を利用者さんにかけてしまっては大変です。手袋使用者は肘に湯を当てて温度確認をしていましたが、それこそTシャツがずぶ濡れになっていました。

感染症対策に限らず、身体拘束についても、「何故その方法が必要なのか」「その方法は本当に有効なのか」この再検証を常に繰り返す事が必要だと思います。モニタリングですよね、要するに。

Re: 入浴介助の手袋の必要性について

ナース - 2005/05/17(Tue) 19:43

もうひとつ質問です。B型肝炎キャリア者に限らず施設での感染予防として・・・
障害者福祉施設では、濡れても良い服装や水着などで、湯船に介助者が利用者を抱えて入浴したりしている施設が多くあります。手荒れ防止に手袋を着用するとして、感染防止にエプロン、長靴の着用は必要ですか。もし必要だとすると、現在の施設の入浴介助方法自体を変えなければならないし、障害者に対して、安全な一番良い介助法はどういったものかの再検討が必要となるのでしょうか。

Re: 入浴介助の手袋の必要性について

masa - 2005/05/18(Wed) 08:55

>感染防止にエプロン、長靴の着用は必要ですか

看護師さんでしょうからガウンテクニックがどのような場合に必要かを考えるとお解かりになるのではないでしょうか。

ことBC型肝炎については、それらは入浴介助の際の感染防止として意味があるものではありません。
(血液媒介感染にエプロンや長靴はほとんど意味をなさないと思います。)

接触感染の場合は、一応防止効果はでてきますが、それとてガウンテクニックに基づいて、象者一人ひとりで変えなければ効果はなし、というのは理解できると思います。

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