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筋トレ導入 「介護予防」の強制はごめんだ
投稿者:智 投稿日:2004/05/03(Mon)
20:25
今日届いたブリコラージュ誌を読んでいたら上記題名の新潟日報の社説が紹介されていました。
この社説を書いた方はどういう方なのか興味を持ってしまいました。時間が取れたら新潟日報の介護に関する過去の記事を読んでみようと思います。
興味のある方は社説への直リンクが出来ないので
http://www.niigata-nippo.co.jp/column/search_sya.html
で2月22日の社説を検索して下さい。
Re: 筋トレ導入 「介護予防」の強制はごめんだ
masa - 2004/05/03(Mon) 21:25
パワーリハビリの考え方と察します。(すいません、記事は読んでません)
要支援などの軽介護者へ訪問介護の生活支援をなくして、パワーリハビリの導入で要介護状態の重度化を防ごうという国の考え方はわからんではないけど、毎日、健康のため、1日5分でいいから体操やジョキングをしようといったとして、我々が何日続けられるだろうか?官僚がそれを日課にしているのか?
心が動かなければ、軽い運動でも続けられないんだし、そんなことで国民の健康が維持されるのであれば、歴史上、介護予防は目標になっていないはず。健康維持の活動が難しいから、それがいつの世も命題になっているのだし、健康食品が産業として生き残っているという事を忘れてはならない。
今、パワーリハビリが救世主のように言われていますが、結局それは高齢者の自立支援の切り札とは決してなり得ないであろう事を予言しておきます。
Re: 筋トレ導入 「介護予防」の強制はごめんだ
Mr.M - 2004/05/03(Mon) 23:01
なぜ「予防」なのか。
「予防」って言葉には、なにか自分の中で甘えが生じやすいように思う。
もっとストレートに「改善」とか「防止」という言葉を使っても良いように思う。
「介護」もうそう。この単語には「身体」的な援助を自然に発想させてしまう。
当然「予防群」の皆さんは自分の事じゃないと甘えを生じさせてしまう。
これが「生活の質」であればどうか。
「QOL改善事業」「QOL質低下防止事業」これの方がやらなきゃって意識を持つんじゃないかな。
生活の質なんだから不摂生を改善することになるわけで、酒を飲むためには自ら酒の肴を作れるようになるみたいな発想が必要なのではないかと。
これ以上生活に支障が出れば生きていけない、「やばい」「やんなきゃ」「やったるでー」そういう危機感を持たせても良くないのかな。
「じゃあどうすりゃいいんだ」これがICFを使う一番の取っかかりになると思うのだが・・。
ちょっと言い過ぎでしょうか。
Re: 筋トレ導入 「介護予防」の強制はごめんだ
丹波ささやま@キミオー- 2004/05/04(Tue) 11:48
介護予防事業を推進する担当として、智さんの情報提供を感心を持って読ませていただきました。
masaさんが予言されているように「高齢者の自立支援には決してなり得ない…」と担当としても思っています。なぜなら、介護保険と介護予防事業を一緒に制度論の中で議論することすら疑問に思っているからです。
介護予防事業として脚光を浴びせようとしていますが、もともと老人保健事業の中でも取り組まれてきたことであり、健康づくりの重要性は国民の誰もが認識しているのです。
イラクの人質問題で「自己責任」という言葉が最近の新聞に頻繁に現れてきますが、健康づくりも介護予防も最終的にはそれぞれの個人の自己責任において取り組みべきであって、強制的に行なって効果があがるものではありません。
私のところでも介護予防教室(転倒予防)を昨年度から取り組んでいますが、参加者の確保に苦慮している現状です。
ところが、今年に市立温水プールが開設に併せて高齢者の利用料割引制度を考えていましたが、思わぬ利用希望者があり、この希望者を対象にした介護予防(転倒予防)教室とのドッキングを考えようとしています。
先日に県へ打診に行きましたが、利用料の助成と介護予防教室の中味(利用時に常時の指導が出来る体制)が問題ですね!と言われています。
筋トレ…パワーリハビリの導入には設備に費用もかかることです。自宅でも気軽のできる筋トレ方法もあるわけですから、無理に設備を整えなくても、と思っています。このように温水プールの利用希望が多ければ、その状況に応じた介護予防を展開していく方法が必要と考え、内容の充実を図り本年度に実施していこうと考えています。
その際に重要なのは、個人の意志で参加することだと考えています。しかし、私のところのような田舎では利用できる公共交通機関が不備なため参加できない人も多くいらっしゃるため、この点の整備が先に必要なこととも考えています。
いずれにしても手探り状態での介護予防の取り組みですが、効果のある事業展開を考えると頭の痛い話しです。
Re: 筋トレ導入 「介護予防」の強制はごめんだ
hiyori - 2004/05/05(Wed)
00:42
皆さんのご意見に賛成です。
それ以外で以前、別の掲示版で書き込みましたが、要支援、要介護1の方で、パワーリハビリに適さない方が多く含まれています。
Re: 筋トレ導入 「介護予防」の強制はごめんだ
masa - 2004/05/05(Wed) 08:15
国の考え方の基本が費用対効果の面に偏りすぎ、しかもその効果の測定を要介護度の維持、改善という一面にのみしか向けていないことが問題で、加齢に伴う心身状況の変化への視点や高齢者のライフスタイルという側面を無視していることが間違いの原因ではないでしょうか。「動機付け」は国の都合の良い費用圧縮という面のみでは語れないのです。
さてhiyori さん
>要支援、要介護1の方で、パワーリハビリに適さない方が多く含まれています
このこと、こちらでももう一度、具体的例として内容を書き込んでいただければ有り難いのですが。よろしくお願いします。
Re: 筋トレ導入 「介護予防」の強制はごめんだ
hiyori - 2004/05/07(Fri)
23:57
要支援、要介護1の中には、アレルギー体質で薬も飲めず、気管支拡張症があり外出も出来ない方、腎臓を片方とり何とか自立歩行をしていて自己導尿をしている方、鬱病で自己決定が出来ず、ヘルパーと一緒に何とか、調理等をしている方、全身性のリウマチで杖をついてやっと歩いている方、カリエスで片方の股関節が硬直している方等々です。
この方々は、はたして、パワーリハビリは、出来るでしょうか。疑問があります。
Re: 筋トレ導入 「介護予防」の強制はごめんだ
大介- 2004/05/09(Sun) 14:46
都内の特別養護老人ホームでマッサージ師をしております大介と申します。
充実した内容にいつも、感心させられ、勉強させていただいています。
要支援、要介護1の方に意欲をもってリハビリに参加していただくのは、たしかに難しいことです。これは身体高速にも関わりのあることだと思いますが、ショートステイ利用者も含めて、私の勤めるホームにいらっしゃる利用者は、自由に外にいくことなど、ありえない方ばかりです。
交通量も多く、複雑で人通りの多い道が入り組んでいる都会では、軽度の痴呆や、軽度の歩行障害であっても、外出は困難となります。かといって、狭い施設の敷地に安全な散歩コースなど作りようもありません。平らな施設の中で歩くだけなら、それほど多くの筋力は必要がないのですが、たまにリクレーションで外を歩いていただくと、ちょっとした段差で、疲労困憊し、さらに外に出ようという意欲はなくなっていきます。
どこにも行かないなら、なぜリハビリなどするのか、と言うことを、多くの利用者が思ってしまうんですね。
そうして、いるうちに、平らな床でも、転んでしまい、骨折となって、そこで初めてリハビリの重要性に気がつくんですね。
むしろ、もともと疾病を持っている方のほうが、切羽詰っているので、意欲をもっていただきやすいです。既往歴もはっきりしていれば、それに応じたプランを立てやすいですからね。
なるべくなら、転倒してしまうまえに、体力を少しでも温存するための、予防をしてあげたいとは思っているんです。
けれども、入所時から、頻繁に散歩に連れ出すような体制は人員上無理があるんです。だから、まずは転倒しやすい人、トイレでの排泄を少しでも長く続けたい人などが優先になってしまいます。
特擁では、介護度の高い人から低い人まで、本当にさまざまです。せめて、もう少し痴呆であるとか、介護度5ないし4のベット上の生活を主にしている方など、専門性を持てるように、ホームごとに、受け入れ態勢を専門的に絞ることができれば、よりよいケアができるように思うのですが。
たぶん、大きな施設ではフロアごとに、介護度に応じて分けているような所もあるのだと思いますが、私の勤めている施設のような小規模な所ではそれは不可能です。
Re: 筋トレ導入 「介護予防」の強制はごめんだ
masa -
2004/05/09(Sun) 18:31
施設生活の中でどのような機能訓練をするかという発想ではなく、生活そのものが機能維持に繋がるような「暮らし」が大切だと思うんです。訓練室でしか出来ないような活動は駄目だし、歩行といっても目的もなくただ歩け、といっても徘徊癖のある方でもない限りそれは無理なんで、例えばオムツで排泄している方を、日中はなるべくトイレで排泄きるよう働きかけるだけで、訓練室で行うメニューの様々な行為がトイレへの便器移乗というものの中に数多く入ってくる。
心が沸き立つような他者との交流やがあれば自然と手足を動かす機械が増える。少人数で食事することにより、例えば配膳を手伝ったり、ご飯の盛り付けを手伝ったり、そういう何気ない行為が人の機能を維持させているのであり、世の中で「機能維持のために今日はこういう生活をしよう」なんて考えて暮らしている人はほとんどいないわけで、高齢者とて、施設であれ在宅であれ、このことは基本的に同じで、自然の暮らしの中で様々な機能を活用して維持できる「暮らし」というもの自体を考えていく必要があるんだと思います。
Re: 筋トレ導入 「介護予防」の強制はごめんだ
hiyori - 2004/05/10(Mon)
00:38
>自然の暮らしの中で様々な機能を活用して維持できる「暮らし」というもの自体を考えていく必要があるんだと思います。
そうと思います。
その生活の中で、機能の維持向上を考えて行くべきです。出来る方は、リハビリも入りますが、家族やヘルパーと一緒に買い物に行ったり、調理、掃除を一緒に行っていくのも方法の一つと思います。
軽介護者のデイ・ヘルプからの除外に危機感〜老施協
投稿者:masa 投稿日:2004/05/17(Mon) 16:04
5月14日の介護保険部会(まだ議事録は公開されていないと思いますが)では、要支援、要介護1の方をデイサービスやホームヘルプサービス等から除外し「新たな予防給付」として筋力トレーニング(いわゆるパワーリハビリ)、低栄養予防プログラムなどに再編し、介護予防マネジメントは保険者である市町村が主体となり在支を活用して介護予防マネジメントを展開する、という案について、財政圧迫という状況を背景に、賛成意見が相次ぎ、次回の6月28日からは「議論を受けた、まとめ作業」に入るため、この流れ(軽介護者の除外)が進められる方向となってきたようです。
これを受けた老施協は本日、各会員施設等に緊急FAXを送り、この流れに反対意見を唱えるとともに「通所介護も機能低下予防の機能を持っており、予防介護の新たなプログラムを従来サービスの中で位置づけるべき」とし、軽介護者のサービスからの除外に対する意見を求めるとともに、通所介護については「風船バレーやゲームを強制し介護予防につながっていない」という意見に対しての現場の声を求めています。
この板でも軽介護者の方へのサービスの必要性について再三、意見交換が交わされ、生活援助が生活の支えになっている実態や、医療系サービスのみでは真の自立支援に結びついていない例が多いことも示されています。是非、この流をに注視し、各関係者の皆様は必要な機会に現場の声を上げていきましょう。
Re: 軽介護者のデイ・ヘルプからの除外に危機感〜老施協
hiyori - 2004/05/17(Mon)
23:25
要支援、要介護1には、ホームヘルプサービスも必要な方はいます。すべて同じ考えで進めて良いのでしょうか。
Re: 軽介護者のデイ・ヘルプからの除外に危機感〜老施協
兼任CM - 2004/05/18(Tue) 10:51
「必要な人に・必要なときに・必要なサービスを・必要なだけ」という基本理念がいつの間にか算術によってないがしろにされています。介護保険制度の根幹を揺らがすことになると認識していないのでしょうか?
ではパワーリハビリを義務化して介護予防に努めて言っても結果が出てこなかったら今度は何をしようとたくらむのでしょうか?
当地長野県では,6月12日に長野県介護支援専門員協会の総会があり,その責で厚生労働省の担当者を招いて介護保険制度見直しに対して講演をしていただき,その際に質問事項を募集していますので,このあたりを確認してみたいと思います。
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