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老健の入所期間長期化問題について

投稿者BOB 投稿日:2004/02/16(Mon) 14:21

老健で「滞在型」(勿論書いたりしてはいませんけど・・・)と称して長期間の入所を受けている施設を耳にするのですが、これについてご存知の方がいらっしゃればご教示くださいますでしょうか?
どこかの通知にこういうのってありましたっけ???

Re: 老健の入所期間長期化問題について

masa - 2004/02/16(Mon) 16:35

これはその施設が独自の判断と基準で長期入所を理由付けしているのではないでしょうか。特養等と変わらない入所形態が固定化しつつあるのは介護保険制度以後、各地域で見られる現象であるように思います。特に通知で滞在型入所が促進されている、ということはないと思います。

むしろ老健局長がもっとも嫌っている方向ではないでしょうか、このことは2/9付けの福祉新聞で報道されていますが、高齢者リハビリテーション研究会の中で老健局の考えとして、老健施設の通所リハビリをを「通所介護と同様の機能提供にとどまっているものは見直すべき」とし、同時に老健施設については現在の機能を在宅復帰を目指した「通過型施設」と規定したうえで、今後は、生活機能の低下した在宅高齢者が老健のリハビリ機能を利用して生活機能を向上させ在宅復帰を促進する「往復型」への位置付けを検討する、としています。

長期の「滞在型」を目指すなら老健の看板を下ろしてもらいたい、という内容も1昨年の局長就任時には老健大会で発言していましたね。

Re: 老健の入所期間長期化問題について

BOB - 2004/02/16(Mon) 19:32

実はmasaさんが仰るとおりの部分が気になっていたんです。
しかし、実態を見つめるとこうした施設が私たちのような施設に入所する待機場所になり、さらに特養サイドが入所を待つための方法や場所としてそれを紹介すると・・・
これが悪循環の元なのか本当に困った方への手助けなのかということに疑問が生まれちゃったんです。

実はそれでこんな事を書かせていただきました。
皆さん、是非ご意見や実際の状況をお教えください。

Re: 老健の入所期間長期化問題について

福生のケアマネくん - 2004/02/16(Mon) 20:28

いわゆる「第二特養」ですかね?
同じ利用者の方が介護しやすいし、歯抜け空きベッドもなくなるし手っ取り早い方針ですよね。 老健の介護報酬に逓減制があれば、早急な解決につながりますが、これも慎重にならないといけない問題でしょうか。

Re: 老健の入所期間長期化問題について

魔子 - 2004/02/16(Mon) 21:31

先日私が、入所基準でお話した方も同様だと思います。基本的には老健に長期入所だけど、ちょっと目をそらすため、数週間だけ、在宅でもしくは他の施設にショートステイでしのいで、再入所!!
きっとこの方も特養があくまでまたはもっと本格的にADLが低下するまで、これを続けるのでしょうね。入所するたびにADLは確実に低下していますから・・・・。

Re: 老健の入所期間長期化問題について

白うさぎ - 2004/02/16(Mon) 22:08

以前にも老健の問題点としてカキコさせていただいた者ですが、「滞在型」ですか…。すごいネーミングですね!実際近所の老健でも「3、4、5なら一生預かります!!」と言っているところもあります。又痴呆の方の場合はコロコロ環境を変えるより、じっくり関われるという意見もあります。うちも一生懸命在宅へ帰そうと努力しても、「どこそこの施設では長いこと預かってもらえる」「あの人はずーっと入ってる」などと言う家族も多く、結局帰せる方の入所期間までもが伸びる始末です。

「在宅復帰の為の施設」の看板を降ろすか、さもなくばペナルティなどを設けなければ解決できないんでしょうか?

Re: 老健の入所期間長期化問題について

- 2004/02/17(Tue) 01:41

逓減制やペナルティは諸刃の剣です。
「保険で決まっているので退所して下さい。後は在宅のケアマネに相談して下さい。」
在宅復帰のために力を尽くさずとも退所させる口実を与えてしまうのです。

老健に入所される方は在宅復帰が期待できる方ばかりではありません。病院から追い出されるように退院してきた方、その時点で在宅復帰は困難だと予想される方、最初から特養の待機目的の方などいろいろです。老健が引き受けなければ行き場のない方達だって多いのですよ。

もちろん老健本来の役目を忘れ低きに流れる施設を弁護するわけではありません。でもね、頑張っているつもりの私の勤務する老健もまだまだ力が足りない。皆様から見れば同類項なのかもしれませんね。

在宅復帰を目指してもそこに到達できない悔しさと己の力量が上がれば在宅復帰の可能性が広がるのかと思ったりします。施設サービスのレベルアップはもちろんのこと在宅サービスの力量アップ、連携、家族への教育指導など在宅復帰の為の課題が山積しています。

Re: 老健の入所期間長期化問題について

masa - 2004/02/17(Tue) 08:44

老健が「通過型」「往復型」の機能を果たせるには、在宅生活を支える地域の在宅ケアの提供体制と、住民の意識をも含んだ心のバリアフリーが同時に進まなければならないと考えています。滞在型が横行する原因は、必ずしも老健自身の意識の問題、ということではなく地域全体で在宅者をどういうふうに支えるか、特養も決してそういう意味で部外者ではなく、全体で介護保険3施設の機能分化、という問題も含んで考えていく必要があるように思います。

Re: 老健の入所期間長期化問題について

BOB - 2004/02/17(Tue) 15:53

皆さんありがとうございます。
智さんのご意見も現実のものですよね。
そして良いか悪いかを別としたとき、入所の申し込みにくる方との話の中で「こりゃとても家じゃ無理だな」という家庭環境を見るときがあります。そんなときに私は老健を紹介するんです。
勿論老健の本来の意味はわかります。しかし、実態としての老健の存在もあるのでしょう。そんなときに某施設から「滞在型」という言葉を聞いたのです。
特に上段で数日又は数週間帰ってリセットという意味合いのお言葉がありましたが、どう聞いてもどう考えても居っぱなし状態のようですので「これはどうしてるんだろう」という疑問にもつながったわけです。
これはつまり在宅復帰を念頭にはおいてないなと・・・


Re: 老健の入所期間の長期化

魔子 - 2004/02/17(Tue) 18:12

今の介護保険の制度の中で、老健と特養の差が狭まってきてしまっているように思います。医療的なフォローが結構行き届いている特養もありますし、BOBさんが言われているように終の棲家になりつつあるようなところも出てきているようですね。
ここで今一度、なぜ介護保険を適用する施設が2種類(療養型の医療施設も入れれば3種類)あるのかを考え直す時がきているのではないでしょうか。
どんな制度でも初めから完璧な制度などないわけで、おかしい事態になってきているのなら、見直していく必要があると思います。あとは誰がどういう形で問題提起していくかでしょうね。

Re: 老健の入所期間の長期化

- 2004/02/18(Wed) 03:02

老健に関しては長期入所にたいして介護報酬の差や逓減制の復活も念頭に置いているらしいのでいずれ何らかの形で実施されると思います。
医療保険において機能ごとに診療報酬に差を付け入院費に逓減制をもうけたために患者のたらい回しと言われる状況が露骨に行われてきました。老健はこの受け皿にもなり、特養の待機も行い、在宅復帰も目指してきました。その中途半端さが実は良い面だと思うのです。
老健をさらに機能分化させる、それを報酬に絡めるとなると露骨な入所者の選別や入所期間を限定し有無を言わせず退所など現在であればひどい老健だと言われるようなことが当たり前に行われるようになるのではないか、そんなことを危惧しています。

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