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認定調査内容について

投稿者初心者 投稿日:2003/07/24(Thu) 18:02

認定調査の中で、日常生活自立度について疑問に思うことがあります。痴呆性老人の自立度ですが、痴呆症状が無く、脳血管疾患等で片麻痺の為、着替え・排泄・食事が上手に出来ない場合は、自立で良いのでしょうか。それとも、VA・VBですか。また、意識障害等で寝たきりで痴呆の有無の確認がとれない場合は、どこにチェックを入れればよろしいのでしょうか。教えて下さい。ここの掲示板は、サービス関係の意見が多いので、こういう質問をしてよいか迷うのですが、宜しくお願いします。

Re: 認定調査内容について

masa - 2003/07/24(Thu) 18:31

あくまで基本ルールは「まったく痴呆を有しないものについては自立に〇をつけること」です。

この項目は医学的専門見地から痴呆の状態を判断しようとするものではありません。あくまで意思決定能力に何らかの障害があって日常生活上の支障になっていないか、ということを判断するものです。
ご質問の
>痴呆症状が無く、脳血管疾患等で片麻痺の為、着替え・排泄・食事が上手に出来ない場合は、

これは、着替え・排泄・食事ができないという生活障害が身体の麻痺や筋力低下が起因したものでしょうから、痴呆性老人の日常生活自立度にチェックが入る状態ではなく、痴呆症状が無くという状態から判断して<自立>でよろしいと思います。

ただ同じく片麻痺の為、生活上の困難があり、かつ痴呆症状で着替えや排泄の認知ができない場合は、VA・VBに該当してくることもあります。

それといわゆる植物状態などでまったく意思疎通ができない方についてはMに〇をつけることになっています。

Re: 認定調査内容について

いるか - 2003/07/25(Fri) 14:14

以前、同じような質問(訪問調査の判断)を厚生労働省にしたのですが、「問題行動から判断」「家族からの情報」という言葉に言い切られました(自分のつめが甘いのですが・・)

>意思疎通ができない方についてはMをつけることになっています。

勉強不足なのですが、根拠となるもの(資料等)を教えて頂ければ幸いです。

Re: 認定調査内容について

masa - 2003/07/25(Fri) 17:19

通知文書などでこれはMである、とかかれたものはないと思います。私の場合は介護保険制度が始まる前年の12月に開かれた認定調査員の研修の後、厚生労働省サイトにいくつか質問し回答をいただいた中でそのように示されていました。その後、こういう扱いでよいという情報は当時、各地研修会などで同じ回答があったという情報をいただいておりますので、そのように認識しておりました。

痴呆性老人の日常生活自立度の判断

投稿者新人君 投稿日:2003/08/14(Thu) 23:04

痴呆性老人の日常生活自立度で脳梗塞などで寝たきり経管栄養というような方で特に問題行動のなく、発語も「アー、ウー」などの言葉しか発することのできない方などのランクはどうなるのでしょうか?現在生活相談員をしており、入所指針改定後、再申し込み書類の整理に追われている毎日ですが、どうしてもこのランク付けで迷いが生じます。どなたかよい知恵をお貸しください。

Re: 痴呆性老人の日常生活自立度の判断

masa - 2003/08/15(Fri) 09:30

痴呆性老人の自立度の判断ですから、経管栄養であるかどうかはここでは問題になりませんね。そこで

>問題行動のなく

という状態ですから、Wの常時目の離せない状態である。ということにはならないので、まずWより下のレベルであろうと判断します。

しかし寝たきりということですが、ADLの介助が身体障害に起因して行われているとしても、認知能力としても服薬とか金銭管理とかの判断ができるかどうかという検証をしてください。その上で認知能力としても、それが無理であれば、U以上ですね。UとVはその状態がUより重度であればVですから、判断基準として、異食や大声などの問題行動のほかに、着替え、食事、排便、排尿がうまくできるかどうかという点が示されています。そこで例えば四肢麻痺でそれができない方であっても、認知レベルとして食事を正しく摂ったり、着替えの動作認知ができていたり、排泄感が訴えられたりすればこれにはあたりませんが、それらの認知ができていない状態であれば、Vと判断してかまいません。それが判断できないとしたら、判断できないこと自体が、日常生活上の支障になりますので問題なくVであると判定できます。

おわかりになりましたでしょうか?疑問点は再度ご質問ください。

この痴呆性老人の日常生活自立度と障害老人の日常生活自立度の調査員の判断は、運動能力の低下していない痴呆老人の指標にチェックがつき介護度が上がるかどうかの一次判定に大きく影響するので本当に大切なんですね。

Re: 痴呆性老人の日常生活自立度の判断

小型指導員 - 2003/08/15(Fri) 15:46

>という状態ですから、Wの常時目の離せない状態である。ということにはならないので、まずWより下のレベルであろうと判断します。

兵庫県で行われた調査員研修では、植物状態に近い人は、「M」という判断だったと記憶しています。この方の場合、「アーウー」という発語が言語障害なのか、全く判断能力を持たない状態なのかで決まると思います。

Re: 痴呆性老人の日常生活自立度の判断

masa - 2003/08/15(Fri) 17:00

小型指導員さんのおしゃる通り、いわゆる植物状態などでまったく意思疎通ができない方についてはMに〇をつけることになっています。次のQ&Aを参照してください。

Q. 妄想等の精神症状や問題行動はないものの、意思疎通が困難で何の反応も示さない場合は、どの区分に該当することとなるか。

A. Mと判断する。

Q. 高度意識障害のある方や、植物状態の方の場合、基本調査「(9)日常生活自立度について」はどのランクにチェックをすべきなのでしょうか

A. Mと判断する。

Q.植物状態、もしくは意識障害があり、痴呆状態があるかどうかすら分からない場合の痴呆日常生活自立度は、「意思疎通が困難で、常に介護を必要とする」と判断して、Wとしてさしつかえないか。

A.「主治医意見書記入の手引き」を参考としてください。遷延性の意識障害等で、痴呆性老人の日常生活自立度が判断不能である場合は「M」とする。

Q. せん延性の意識障害等で、痴呆老人の日常生活自立度が判断不明の場合は「M」ということだったが、寝たきりで簡単な会話くらいは可能であるが、意志の疎通が難しいの場合の判断はどうするのか

A. 簡単な会話ができて意思の疎通が難しいとは、具体的にどういう状態であるか理解できないが、ねたきり植物人間をMとする以外は、痴呆老人の日常生活自立度判断基準に基づき判断されたい

Q. 同じ植物状態の人でも、何年もかけて少しずつ痴呆症状が進んだ人と、脳梗塞等で突然正常から植物状態になった人がいます。この2つのケースの場合、経過はどうあれ今の状況が植物状態で意思疎通が全く出来ない場合は、Mと考えてよろしいでしょうか

A. 調査時点でお示しのような状態の場合は経過に関わらずMとしてください

ちなみに

Q. 分類中の「M」は正確には何の略なのかご教示下さい。

A. Mは「medical」のMの略です。

Re: 痴呆性老人の日常生活自立度の判断

新人君 - 2003/08/15(Fri) 17:23

もう少し本人さんの認知能力について良く調べてみようと思います。ただ、V以上ということは間違いなさそうです。細かいご指導本当にありがとうございました。

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