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中村老健局長〜やはりでた!既存特養廃止論
投稿者:masa 投稿日:2003/04/16(Wed)
16:29
厚生労働省の中村修一老健局長は4月3日、総合規制改革会議アクションプラン実行ワーキンググループにおいて、高齢者が集団で入所する既存型の特別養護老人ホームに対し、近い将来、全廃も含めた抜本的な見直しを進める可能性を示唆した。今回の介護報酬改定を契機に、個室・ユニットケアの新型特別養護老人ホームが制度化され、介護保険からの給付も認められている。これを受けて中村局長は、既存の特別養護老人ホームの施設体系では、あくまでも一律の日課に沿ったケアが中心で、高齢者一人ひとりの生活を重視していないといった問題点を挙げ、「特別養護老人ホームがなくなり、別の形になることも考えられる」として、既存型施設に関しては将来的な廃止もありうるとの見方を示した。
今後の施設整備のあり方として中村局長は、利用者の個別の生活を尊重することを強調。地域密着型のグループホーム、経営主体に制限がない「特定施設」に含まれる軽費老人ホームや有料老人ホームなど、「介護保険3施設」以外の施設に期待感を示し、行政としてこれを後押しする仕組みを検討したいとの見解を明らかにした。(ウエルフェアリポートから引用)
既存特養が「高齢者一人ひとりの生活を重視していない」とはどういうふうにみて感じているんだろう。この国の介護の質は既存特養が上げてきた面も多いというこれまでの歴史を知らないのだろうか、ユニットと個室しか「生活重視」のケアができないというのは偏見としか感じられません。つまりこれは既存特養をなくして、家賃分はすべて利用者負担とするお金のかからない施設へ、全ての施設を誘導しようとするものなんでしょう。お金のない人、ホテルコストを支払えない人は生活保護からの支給もなく、どこも行き場がなくなりますね。こういう人が、こういう考えでこの国の高齢者福祉行政をリードしていくとして、この国の将来の高齢者福祉は大丈夫なのだろうか。
Re: 中村老健局長〜やはりでた!既存特養廃止論
BOB - 2003/04/16(Wed) 22:00
なんとなく解りますね。何を言いたいのか・・・
施設に偏る事は普通の人なら解るのでしょうけど、あの人は場当たりだったから解らなかったんでしょうね。今頃こんな事いったら又騒ぎになるくらいのことが解らないんでしょうかね。既存の施設数がいくつあると考えてるんでしょうね。これらの施設がみんな建て替えするとでも考えてるんでしょうか。
「シフト」という事についての神経を使う部分が理解出来ないのでしょうね。何でもドラスティックに発言すれば何でも通ると考えていただいては困ります。いつか解るのでしょうけどそれまで皆さんが振り回されるのでしょうね。
現状から先々を見ると将来は真っ暗なんじゃないでしょうかね。
もうひとつ、こんな言葉に乗って収入ばかりに繋げようとするオーナーもいっぱいいますしね。そして既存特養のオーナーさんの何割かはわけもわからず慌てたりしちゃうんですよ。
発言は慎重に願いたいと思うのは私だけなんでしょうか。
因みに二上さんはこれ如何?
Re:
中村老健局長〜やはりでた!既存特養廃止論
二上 浩 - 2003/04/17(Thu) 05:07
傍観しているつもりでしたが・・・。
特養を入所施設を料金ランクごとに充実させていったら如何でしょうか?
ホテルコストそのものが、老健や病院との料金格差是正からの発想と受け止めていますが、安い特養に人気が集中した利用者側の意識にも問題があると思いますよ。
年金は、その方の老後の生活を支えるものですから、入所・入院期間は年金遺産が残らないように、収入に合った料金の施設で生活して頂く・・・。
生活の質は、職員の質は、経営者の質は、うつわとは全く別のものですから、案外、措置施設が一番生活しやすいということになるかもしれませんね。
先日、市と懇談した時(在宅に関して)の感想ですが、介護保険に漏れた方、利用の必要がありながら、負担出来ない方などについても、市独自に考えて頂いている様子でした。
その時に、丹波ささやまkaigo さんを思い出したのですが・・・。
Re:
中村老健局長〜やはりでた!既存特養廃止論
兼任CM - 2003/04/17(Thu)
21:55
さて完全に出遅れてしまった中村局長の話題ですが,皆様同じように感じていらっしゃいますね。独り言を言うだけなら誰もができるが,その独り言が立場や肩書きによって独り言でなくなるということを理解できない人がトップに立つととっても醜いことですね。個人的な感想としてはもうかってに言わせておけばア,という感じです。中村局長はきっと世の中ほとんど自分の思い通りになると思っているのでしょう。そんな甘いもんではないのに。そしてそれを還元する部下がいないのでしょうか,だとしたらそれはとっても寂しいことですね。
Re:
中村老健局長〜やはりでた!既存特養廃止論
如庵 - 2003/04/17(Thu) 23:29
そうですか、よかったよかった。
ところで、兼任CMさんが言われる「諫言する部下がいない」ということについて言えば、逆に諫言するとまずいことになるのかも知れませんね。単に出世できないということではなく、もし省庁間の権益争いの中で、厚生労働省が経済産業省に対して何らかのアドバンテージを取ろうと目論んでいるのならば、局長発言はそれを体現したものという位置づけなのかも知れませんね。
これには福祉用具の普及も絡むと思いますし、私もこの問題まで踏み込んで分析している余裕はとてもないのですが・・・。
特養について
投稿者:ちえ 投稿日:2003/04/24(Thu) 00:35
福祉新聞で特養解体の記事が載っていました。
構成労働省は、どうやら特養はいらないという考えです。
第3のカテゴリーを作るそうです。第3のカテゴリーとはなんぞや。
寝たっきりの人などや家庭で見られない人はどこに行けばいいのでしょうか?これからも新型特養は必要だとおもいます。
グループホームで寝たっきりになった人とかはどこに行ってしますのでしょうか?在宅に戻すわけはいかないし、特養はどこも満床。第3のカテゴリーを作る前にグループホームから追い出しをくらう人もでるかも。おそろしや。
Re:
特養について
masa - 2003/04/24(Thu) 09:53
既存特養廃止論や第3のカテゴリーについては以前から論議を続けてきました。
過去ログの
「特別養護老人ホーム(既存特養)の廃止論について」
「小規模ケア付きホーム整備促進に対する国の考え方(第3グループについて)」
「民間参入について(特養への民間参入、今後の社会福祉法人のあり方)」
等を是非、参照してください。ご意見をいただければありがたいです。
Re:
特養について
ちえ - 2003/04/28(Mon) 21:53
とても参考になりました。
グループホームが特養化するかもね。
寝たっきりの人もグループホームで見ろと言われるかも。
寝たっきりの人も痴呆の人も安心して生活できる30人ぐらいの特養と違う施設を考えなければならないですね。
厚生労働省は何を考えているのでしょうか?
Re:
特養について
二上 浩 - 2003/04/29(Tue) 12:04
>グループホームが特養化するかもね。
痴呆にも色々ありますね。
進行が早くて、半年以内に寝たきりになる方を、そうですね、1割といったら、現実離れしていますかね・・・。
数多く見てきました。
どの様に進行して行くのかは誰にも判らないと思います。(アルツハイマー型といったら進行が早いのでしたっけ)
出来るだけ、施設間移動の無い対応が出来る制度が望ましいと考えますが、
>厚生労働省は何を考えているのでしょうか?
ですね。
しかし、医療が必要になったら、医療施設へ入院(入所)させてあげて下さいね、随分悲惨な現状も見てきました。(カワイソウ)
Re:
特養について
PAXMAN - 2003/04/29(Tue) 13:11
>厚生労働省は何を考えているのでしょうか?
ある意味わかりやすいのではないかと思っています。
4月3日に老健局から出された、施設サービスの見直しと特別養護老人ホームについてという資料では、特養をめぐる論点として、
1,世の中ではなるべく現在の家で老後をすごしたいと思っている
2,在宅介護サービスを増やせば、特養希望者が減る
3,特養の整備は介護保険料の増額など、負担が大きい
4,特養の介護は地域から切り離されている場合が多い
5,大集団での生活が余儀なくされている
という内容で、もう特養は必要ないという論調です。
つまり、厚生労働省的には「特養いらない」というキャンペーンを
始めたと言っていいかと思います。
その代わりに、いわゆる第3のカテゴリー(小規模多機能施設)を、整備していくという内容です。
(JTさんの情報バンクの「介護のコンビニ」に載っているようなものが小規模多機能施設)
厚生労働省はなにも、高齢者のことばかり仕事にしているわけではありませんので、介護保険は社会保障の枠組みの1つとしてとらえているというのはわかっています。よって社会保障全体の存続が中心なのでしょう、年金しかり医療しかり、しっかり減らされる方向にあるなかで、介護はといった時に、残念ながらまず特養がターゲットにされたなと感じる次第です。
社会福祉法人の見直しも開始されます。介護保険の見直しが5年ごとですので、平成17年です。ただその議論は16年度国会に提出されるとすると、たたき台の素案は今年の秋頃にはできていないと
いけません。これからの半年、自分たちの職場がどういう形になるかしっかり見ていきたいと思います。
Re:
特養について
masa - 2003/04/29(Tue) 17:04
グループホームが特養化する、ということよりむしろ、今の国の考え方は、特養を解体していって、小規模施設をたくさん作る、グループホームもこの一つ、しかし今のグループホームが居宅サービスであるが実際は居住施設である。この矛盾を解消しながら、出来るだけ公費負担を少なくし、居住費部分の自己負担化をすすめる、ということで現行より居住費相当分の負担が増える形でグループホームが小規模多機能施設の再編の中で位置付けされていく、これが国の考えと感じています。
国の考えはおしゃられるとおりの方向で進んでいます。しかし一方、宮城県の浅野知事(走りながら考えた、などを福祉新聞に連載していましたが)などは、「在宅福祉が基本というが、在宅で重介護者のケアは家族などの協力がなければ24時間介護が必要な人のケアはできない、また在宅サービスをいくら使っても機能は良くならないで年毎に悪くなる人のほうが多い、しかし施設は、お金がかかるというが、24時間ケアで家族が介護協力しなくてもきちんとケアができ、しかも良いケアを提供すれば機能が良くなり介護度は下がる、施設サービスの良いケアを提供する方が巨視的にはお金がかからない」こういう主旨の発言をしています。世の中の全ての方向が老健局長の考えに片寄って進んだら、この国の福祉は、限りなく「小さな政府」と「夜警国家」に近づくと思うのは考えすぎなんでしょうか。また介護保険制度の見直しについては2005年ですが、これは制度掲示板でもレスしましたが老健局は何とか1年前倒しにして(間にあっわないと思いますが)
1、被保険者の範囲(20歳以上) の検討
2、保険料(遺族年金等の取り扱い、上限制度)
3、給付の範囲(施設と在宅のバランス)
4、施設体系
・介護保険3施設の機能分担
・施設と在宅の間の第3のカテゴリー
・新型特養ホーム、グループホームの位置づけ
・療養病床の取り扱い
・社会福祉法人制度のあり方
これを検討見直しします。もちろん全て、国民、利用者負担増に繋がるものですね。
私たちはそういう国の動向を見守りつつ、何より私たちの提供するケアサービスが国民の期待に添うものであるように質を向上させ、それをもって、いたずらな不必要論に対抗する根拠をしっかり作らねばなりません。社会福祉法人不要論も、静岡等の不正事件が次々出てくると否定する根拠がなくなります。
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