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痴呆隔離
投稿者:つばさ 投稿日:2003/07/30(Wed) 13:36
最近になって悩んでいます。当施設の通所リハビリでは1年前までは一般の障害老人も痴呆性老人も混在して行っていました。しかし、一般の老人が痴呆老人を馬鹿にしたり、阻害したりすることが見られ、また、通所リハビリの限られた時間と空間と職員ではどうしても両者に別個の「プログラムが行えず、痴呆性老人は慌ただしい一日の流れの中で困惑しているような様子が多く見られました。そこで、思い切ってそれまでの通所リハビリは一般の身体障害の利用者に、そして別に主として痴呆性老人の通所介護施設を作りました。両者を別の空間で介護することでプログラム的にも非常にスムーズになってそれぞれのニーズに応えられていると思っています。しかし、通所リハビリ利用者の中には「最近、自分も呆けてきたようだ。とうとうあっちに行かないといけなくなった」「あっちに行くようになったらおしましだ」とか言う人もいます。また、ある人の意見ではそれは「痴呆隔離」だと、「世の中、いい人もいれば悪い人もいる、傷つける人もいれば傷つけられる人もいる。それを職員がどうフォローするかだ」と言われました。やはり従来のように混在した通所施設に戻すべきでしょうか。皆様のご意見をお聞かせ下さい。
Re:
痴呆隔離
BOB - 2003/07/30(Wed) 13:55
そうは思いません。
>ある人の意見ではそれは「痴呆隔離」だと・・・
誰がそんな事言ったんですか?
全く理解に欠けていると思いますね。
「混在」のメリットは尊重しますがそのことによって中傷されるという事も出てくるのです。
>「あっちに行くようになったらおしましだ」とか言う人もいます。
その方はそんな時が来た時にはそういう事すら解らない状態になっているのではないでしょうか。
私は、きっちり「隔離」という状況でないとしても分けたほうがいいと考えます。
Re:
痴呆隔離
いるか - 2003/07/30(Wed) 14:39
自分の勤務する法人内にデイケアがあるのですが、その中では「混在」にて利用されていますが、皆さんが協力し合って一日を過ごされています。その中で、痴呆性老人の方は痴呆症状の改善がみられます。
つばささんのように、中傷などの問題があるのであれば、分けるのがいいでしょうね。
自分もBOBさんの意見に賛成です。
Re:
痴呆隔離
masa - 2003/07/30(Wed) 19:27
痴呆ということでなく、その方に合ったサービス提供という方法を考えたとき、最も適したサービスを提供できる体制として結果的に重度痴呆の方のグループに別メニューで対応できる体制にした、と考えるとそういう方法が適していることはあるのではないでしょうか。
その上で事業所職員は、他の利用者の皆様の偏見を正す方法を探していく、努力する、という態度と姿勢を持つことが大切と思います。あまり具体的な意見を言えず、申し訳ないのですが、正面から利用者さんと関わって、事業者の持つ考えを伝える、ということも大事と思いました。
Re:
痴呆隔離
まこ - 2003/07/30(Wed) 21:37
確かに隔離というと聞こえが悪いですね。
でも、一緒に混在するということにも意義があるし、また別にしてそれぞれにあったサービスを提供するということも意義があるし・・・・。どちらがいいとは言えないと思います。
masaさんの言うように「事業者も持つ考え」であって、どちらがいいかということにはならないと思います。
そして最終的には、利用者さんがまたはその家族がどういう判断をするかではないでしょうか?
事業所として痴呆とそうでない方は別々にケアするという方針なのであれば、それはそれでいいことなのではないでしょうか?
Re:
痴呆隔離
BOB - 2003/07/30(Wed) 23:36
まこさん、誤解していたらごめんなさい。
>事業所として痴呆とそうでない方は別々にケアするという方針なのであれば・・・
そういう問題じゃないのではないのでしょうか。
あくまでも「利用者」と「その家族」が前面にいてその為に事業所が試行錯誤するべきもののような気がします。
言われている本人が可哀相なのは当然としてその場面を見てしまったご家族の心の痛みを聞いたことがありますでしょうか。私たちは痴呆の方もそうでない方も同様に愛情をもって接しているのですがご本人に加えてご家族の気持ちにも目を向けたいと考えています。
私が痴呆の方についての想いが強すぎるのでしょうか???
Re:
痴呆隔離
まこ - 2003/07/31(Thu) 09:09
別々にケアするというのは差別とか隔離とか言うことでないんです。言葉が足りなかったかもしれません。
痴呆のある方には、これ以上痴呆が進まないようにいろいろケアの仕方があると思います。それを痴呆のない方がみた場合、幼稚な事をしているとか、何でそんなこともできないんだろうとか、いろいろ変な目で見られることもあり、それならという発想で、別の場所で専門的にケアするというのも意義があるという意味なのです。
だから、施設として、痴呆専門のケアの仕方をきちんとしていますよということを家族にしっかり理解していただいたうえで、別々にケアするというのはいいことだと言っているつもりなのですが・・・・。
その一方で、痴呆とそうでない方が混在することも、意義があることです。一緒に過ごすことで、痴呆の方に活気が出てきたり、また一方で痴呆の方のちょっとした面倒を見たりすることで、そうでない方ががんばろうという気持ちになってくれたりとか、いいこともあります。
だからどちらが良いと言うことは言えないのではといったつもりです。
私もデイケアでたくさん痴呆の方を見ており、当方では一緒に一つのテーブルを囲んでケアしており、良いところも悪いところもわかっているつもりです。ワンフロアーなので、仕切ることもできず、苦肉の策で、交代で散歩に連れ出したりとか工夫しています。
Re:
痴呆隔離
白うさぎ - 2003/07/31(Thu) 10:04
痴呆の方とそうでない方との間のトラブルは、混在型サービスにはつきものでしょうね。当施設の通所リハでは現在「身体機能リハビリ」対象者と「軽度痴呆性高齢者への脳リハビリ」対象者とに分けて、利用曜日もかえて対応しています。以前はトラブルが多かったので、このようにしています。
身体機能リハビリ希望で当施設を利用される方は、かなり頭もしっかりされており、必ずしも通所介護と併用している訳ではないので、「痴呆」に対する免疫がなく、つい間違いを指摘したり、変人扱いしてしまうことがあり、痴呆の方が余計混乱してしまうということが度々でした。職員が説明し理解を求めても、「あんなんなったら、かなんな」という固定観念はなかなか変わりません。
対して痴呆の方は、痴呆があるだけで、身体的には何ら問題が無いため、麻痺などの障害を持つ方に対して「あんなんなったら、かなんな」「わしは元気でよかったわ」などと言ってしまうことがあり、障害を持つ方を傷つけてしまうことがありました。痴呆があるため言ったことを忘れてしまうのも対応の難しいところです。
結局それぞれを分けて対応しているのですが、ケアは楽になりました。症状の違いこそあれ、障害を持つもの同士が、励ましあい、いたわりあいながら、生きがいを見出せるような時間を過ごして欲しいと思っていますが、なかなか難しいですね。いるかさんの施設のように、痴呆の人もそうでない人も協力し合って過ごせれば一番いいのでしょうね。利用者、職員互いに意識が高くないといけませんね。
Re:
痴呆隔離
BOB - 2003/07/31(Thu) 12:49
まこさん、やっぱり私の誤解でしたね。
申し訳ありませんでした。
最近痴呆性高齢者についての理解が乏しい方と会話する機会が何度かあったためにピリピリしていました。
Re:
痴呆隔離
つばさ - 2003/07/31(Thu) 13:03
皆さん貴重なご意見をありがとうございました。当初、中傷されたりしている痴呆の方を見るに見かねて、ただ可哀想という単純な気持ち(いま考えると私たちの一方的な価値判断だったかもしれません)で彼らをその場から離すことで解決を図りましたが、もう少しご利用者やご家族等ともいろいろ話し合い(痴呆の方を理解するということも含めて)をすべきだったかもしれません。別れた現在はどうかというと、痴呆の通所介護施設はまるでユートピアのようにゆっくりと時間が流れ、職員も利用者も区別無く一日をゆったりと過ごしています。身体障害の通所リハの方にも実は軽度の痴呆を合併した方もいるのですが、本人も他の利用者も「痴呆はあっち、こっちは違う」と思ってるのか、その痴呆の人に対して中傷や差別はありません。皆さんのご意見を読ましていただきながら、これはこれでよかったのかなと今思っています。
Re:
痴呆隔離
Boo - 2003/07/31(Thu) 18:21
自分のところのディサービスでは混在型ですが、痴呆の利用者とのトラブルは、ほとんど見られません。一つにはディサービスのプログラムが画一的になってないこと(個別のプログラムはありますが)で、その方の状況や能力に合わせたサービスが提供できるという点が考えられると思います。二つめに、利用者の状況を職員が、他の利用者に理解していただいていること、また痴呆のある方の職員の対応を利用者がよく見ていて、そのことの影響が大きいと考えています。痴呆の利用者を子ども扱いせず、適切に大人としての対応を心がけることで、他の利用者もそのことを学習しているのではないか、と思われるふしがあります(笑)。優しく、根気よく対応しているのを見て、私たちも・・・みたいな。そういう意味でスタッフの接遇技術やマナーを、点検してみることも必要ではないかと考えています。
Re:
痴呆隔離
Mr.M- 2003/08/01(Fri) 08:23
このスレ大変興味を持って拝見させて頂きました。
当方の現状としては混在型(って言い方も何か変な感じがします)です。加えて、デイホール自体がかなり広いため、ショート利用者及び当然ショート担当職員もデイホールで過ごしています。かなりの大所帯です。
皆さんの意見について文書こそ違えど大元となる「計画性」や「システム」は共通として認識されている事こそが、痴呆の方だけでなくお客様である高齢者の方々への基本的な関わり方だと改めて認識させて頂きました。「ケアプランの広場」を主宰されてます松本さんの講演内容が再び思い起こされ、再度「不適切なサービスを提供しない環境や仕組みをつくる」の重要性を痛感しています。
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