特別養護老人ホーム 緑風園
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介護について

投稿者rinnnou投稿日2005/01/24(Mon) 06:33

私は大学で介護について学んでいます。今回投稿を考えたのは介護を実際にしている人や、介護に関する仕事についている人にとって『介護』とは何だと考えているか、何が重要と考えているかを尋ねたかったからです。

具体的には(とはいえ勉強が不十分でこれであっているのかに自信はありませんが)要介護度認定で、自立と判定されてしまったが実際には家族の負担が大きくそのような余裕がない場合や、また、要介護度が高く判定されても、家庭上の問題などで施設への入所などが困難で、やはり付きっ切りでいる余裕などは無くホームヘルパーさんなどにも頼めない状況のときは、どのようにするのが最善かということについて尋ねようとしていました。
できれば皆さんの意見をお聞かせください。
あと、できれば皆さんが介護に関係して自分はこのことが誇れるというようなことがあればそちらもお聞かせ願えるとありがたいです。

Re: 介護について

小型指導員 - 2005/01/24(Mon) 19:31

もし実際に福祉関係者に取材をしたり、アンケートをとったりなさるのであれば、現場の介護職員よりもむしろ「裏方」の皆さんにアタックしてみてください。特に給付管理をされている事務職の方等は、あなたの問いかけに対して、「そうだ、自分も福祉の一端を担っている一員なんだ」という自覚が生まれるかもしれません。あなたが学ぶだけでなく、あなたが何かを与えることができるかもしれませんよ。

Re: 介護について

丹波ささやまキミオー- 2005/01/24(Mon) 22:32

私も自分の価値観については悩みを持ち始めている一人です。行政にいながら国の悪政に振り回らされている感じが拭えないでおりますね!
 福祉経験の無いものが介護保険の立ち上げから今日までがむしゃらに突っ走ってきました。ふと、最近立ち止まって考えると、「福祉とは?」「介護とは?」と考え込んでしまします。ここにお集まりの皆さんはやさしくも厳しく整然とした理論と実践を積み重ねておられる方々ばかりです。 私も一度は「社会福祉」を学ばねばと50歳になったいまごろ考えております。
 rinnouさんは現に学びの真っ最中ですよね!近くには現場での実践が必ず存在すると思いますので、肌で感じる現実は必ずあなたの答えを導き出してくれると思いますよ。
 最近に手話の講座(入門偏)にもいっています。動機は、聴覚障害者の知り合いと手話で会話ができればと思ってのことでした。新年会で挨拶を手話でさせていただきましたが、やってみて初めて達成感が生まれたこと私は大切にしていきたいと思っています。

Re: 介護について

masa - 2005/01/25(Tue) 08:24

乙武洋匡さんは、その著書「五体不満足」の中で『障害は不幸ではないけれど、不便である』と述べています。この言葉を噛み締めながら考えてみましょう。

介護の「介」とは、心にかける、気にかける、仲立ちをする、等の意味があります。

「護」は、まもる、かばう、ふせぐ、たすける、という意味があります。

障害は生活上の不便なんですね。そこを我々は「心にかけて、護り助ける」つまり、身の回りの行為(セルフケア)に不便や不自由をきたした人の世話。支障のある部分を補い、支援する活動が介護なんです。

それは、ある時期自立の支援ということが重要な課題になる時期がありますが、それが全てではなく、ある時期は「安らかな生活、安楽な死への入り口での支援」である場合もあります。

そこで大事なのは、高齢であろうが障害があろうが、その人らしく、その人が望む普通の暮らしが出来るように、支援するのが介護であるということです。特別な事ではなく「人として当たり前の生活」を支援する事です。

例えば、下着が便や尿で汚れたら、すぐ取り替えて綺麗にして気持ち悪い状態を続けないのが「当たり前の生活」で、時間がくるまで取りかえるのを待ってもらうのは「非常識」の世界でしょ。

そういう「当たり前の生活」をごく普通に様々な障害のある方に提供するお手伝いが介護なのです。

>介護に関係して自分はこのことが誇れるという

特別な事をこれこれしているから私の施設や私の介護は素晴らしいぞ、と思っている方がいるとしたら、それは大きな間違いです。我々は朝起きて、夜寝るまで、様々な日課活動を人との関係の中で行う事で、身体や精神の機能を自然につかって維持しているのです。そういう当たり前の生活とは何か、それを考えるのが1番大事なんですよ。

Re: 介護について

兼任CM - 2005/01/25(Tue) 09:04

masaさんがとっても大切なことを教えてくださっています。この言葉の意味の一つ一つをしっかりと理解してください。
また介護の世界には「最善」ということがないものだと考えています。「よりよいもの」を模索し追及していくプロセスが介護だと思います。クライエントが何を必要としているのかを常に考え,それに最も寄り添える方法を一緒に考え行動していくこと。それが介護なのかもしれません。

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